特許
J-GLOBAL ID:200903069645692085

重質炭化水素油の水素化処理および接触分解方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 俊一郎 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-297479
公開番号(公開出願番号):特開2003-105348
出願日: 2001年09月27日
公開日(公表日): 2003年04月09日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 触媒上にNi及びVが多量に沈着しても触媒の分解反応活性の低下が少なく、ガソリンや灯軽油留分の収率が高く、かつ、RFCCプロセスにおけるフレッシュ触媒の消費量が少ない重質炭化水素油の水素化処理及び流動接触分解方法を提供する。【解決手段】 (a)Ni、Vおよび硫黄化合物を含有する重質炭化水素油を水素化処理触媒の存在下に水素化処理して、Ni、V及び硫黄化合物含有量を低下させ、NiとVの重量比が1.0未満である水素化処理生成油を得る工程、(b)該水素化処理生成油の少なくとも一部と、VよりNiを多く含む重質炭化水素油とを混合してNiとVとの重量比が1.0以上である接触分解用供給原料油を調製する工程、(c)該接触分解用供給原料油をフォージャサイト型ゼオライト及び無機酸化物マトリックスを含有する接触分解用触媒の存在下に流動接触分解する工程、からなる重質炭化水素油の水素化処理及び接触分解方法。
請求項(抜粋):
(a)ニッケル(Ni)、バナジウム(V)および硫黄化合物を含有する重質炭化水素油を水素化処理触媒組成物の存在下に水素化処理して、前記重質炭化水素油中のニッケル(Ni)、バナジウム(V)および硫黄化合物含有量を低下させ、ニッケル(Ni)とバナジウム(V)との重量比(Ni/V)が1.0未満である水素化処理生成油を得る工程、(b)前記水素化処理生成油の少なくとも一部と、バナジウム(V)よりニッケル(Ni)を多く含む重質炭化水素油とを混合してニッケル(Ni)とバナジウム(V)との重量比(Ni/V)が1.0以上の接触分解用供給原料油を調製する工程、並びに(c)前記接触分解用供給原料油を、フォージャサイト型ゼオライトおよび無機酸化物マトリックスを含有して構成される接触分解用触媒組成物の存在下に流動接触分解する工程、からなることを特徴とする重質炭化水素油の水素化処理および接触分解方法。
IPC (2件):
C10G 69/04 ,  C10G 11/05
FI (2件):
C10G 69/04 ,  C10G 11/05
Fターム (4件):
4H029CA00 ,  4H029DA00 ,  4H029DA03 ,  4H029DA09

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