特許
J-GLOBAL ID:200903069646629697

同期噛合装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長谷 照一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-327845
公開番号(公開出願番号):特開平5-106643
出願日: 1991年12月11日
公開日(公表日): 1993年04月27日
要約:
【要約】【目的】ボルグワーナタイプの同期噛合装置において、同期終了と同時にシンクロナイザリングとギヤスプラインを一体化するとともにハブスリーブとギヤスプラインのスプライン位相を一致させて、2段入り現象を防止する。【構成】シンクロナイザリング15に設けた外周に開口する凹所15cおよび貫通孔15dに縮径可能なリングバネ16および係合ピン17を嵌合し、ハブスリーブ12にはリングバネ16を押圧して縮径し係合ピン17を摺動される押圧部を設け、ギヤ側には係合ピン17が係合してシンクロナイザリング15とギヤスプライン13を周方向に一体化する係合凹所14bを設ける。
請求項(抜粋):
回転軸上に一体回転可能に組付けたクラッチハブと、同クラッチハブ上に軸方向へ摺動可能に組付けたハブスリーブと、前記回転軸上に相対回転可能に組付けた被同期ギヤと一体回転するギヤスプラインと、同ギヤスプラインと前記クラッチハブとの間に配置したシンクロナイザリングと、前記ハブスリーブの摺動により前記シンクロナイザリングを軸方向へ押圧して同シンクロナイザリングのコーン部を前記被同期ギヤと一体回転するギヤコーンに圧接させる押圧手段を備え、前記ハブスリーブの摺動時前記押圧手段の作用にて前記シンクロナイザリングを介して前記ギヤスプラインを前記ハブスリーブに同期させて、同ハブスリーブを前記ギヤスプラインに噛合させる同期噛合装置において、前記シンクロナイザリングに設けた外周側に開口する環状凹所に嵌合されて所定の押圧力にて弾撥的に縮径するリング部材と、前記シンクロナイザリングに設けた貫通孔に摺動可能に組付けられて一端が前記リング部材の径内側に臨み同リング部材の縮径により摺動する係合部材と、前記被同期ギヤ側に設けられて前記ギヤスプラインと前記シンクロナイザリングとが同位相時に前記係合部材の他端に対向し同係合部材が係合して前記シンクロナイザリングと前記ギヤスプラインとを周方向に一体化させる係合凹所と、前記ハブスリーブに設けられて前記リング部材を径方向へ押圧する押圧部を備えていることを特徴とする同期噛合装置。
IPC (2件):
F16D 23/06 ,  F16H 3/12

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