特許
J-GLOBAL ID:200903069650097659

航空機の前縁構造及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田代 烝治 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-198584
公開番号(公開出願番号):特開平11-034993
出願日: 1997年07月24日
公開日(公表日): 1999年02月09日
要約:
【要約】【課題】製造に要する治具及び部品加工、製造作業等の簡素化が得られ大幅な製造コストの低減が可能な航空機の前縁構造及びその製造方法を提供する。【解決手段】外板2と後方隔壁5によって暖気室6が区画形成され、暖気室6内の前部を前方隔壁7によって区画して翼幅方向に沿う防氷ダクト8を形成し、かつ外板2の上面3と下面4との間に前方隔壁7から後方隔壁5に至るリブ9によって上面3及び下面4の内面に沿う暖気通路9を形成する前縁1の各構成部間が、拡散接合によって結合され、かつ各構成部が超塑性成形される。
請求項(抜粋):
連続形成される上面及び下面を具備する外板によって囲まれた前縁内に翼幅方向に沿って配置された防氷ダクト及び、該防氷ダクトに開口するエア噴出口から流出するブリードエアを上記外板内面に沿って流動させる複数の暖気通路を具備する航空機の前縁構造において、前縁内前部を翼幅方向に沿って区画形成して外板と協働して防氷ダクトを形成する前方隔壁と、上記外板の上面と下面との間を区画形成して上記前方隔壁に開口するエア噴出口を介して防氷ダクト内から流出するブリードエアを外板内面に沿って流動せしめる暖気通路を形成する複数のリブと、上記外板、前方隔壁及びリブが各々超塑性チタン合金を互いに拡散接合或いは溶接によって一体に結合させ、更に超塑性成形させたものである、ことを特徴とする航空機の前縁構造。
IPC (4件):
B64D 15/04 ,  B21D 26/02 ,  B23K 20/00 310 ,  B23K 20/00
FI (4件):
B64D 15/04 ,  B21D 26/02 A ,  B23K 20/00 310 L ,  B23K 20/00 310 K

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