特許
J-GLOBAL ID:200903069650752657

内燃機関のバルブタイミング制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-076761
公開番号(公開出願番号):特開平11-270319
出願日: 1998年03月25日
公開日(公表日): 1999年10月05日
要約:
【要約】【課題】 各油圧室間の高いシール性能を確保しつつ、ベーンの常時円滑な回転作用を得て、バルブタイミング制御の応答性を向上させる。【解決手段】 タイミングスプロケット1と相対回動可能なカムシャフトとを、ハウジング6内の進角側油圧室32と遅角側油圧室33への相対的な油圧の給排により、ベーン3を正逆回転させてタイミングスプロケットとカムシャフトとの相対回動位相を変換させて、吸気弁の開閉時期を可変にする。ハウジングの内周面6aとフロントカバー7の内周面7aにそれぞれ摺接する前記ベーンの前端面3aと各羽根部28の外周面28aに、ドライフィルムコート50,51を形成し、このドライフィルムコート50,51によって摺動摩擦抵抗の低減を図ると共に、両油圧室32,33間をシールする。
請求項(抜粋):
機関のクランクシャフトによって回転駆動する回転体と、該回転体と相対回動可能なカムシャフトと、該カムシャフトの端部に固定されて、外周側に回転体のハウジング内を摺動回転する複数の羽根部を有するベーンと、前記ハウジングの一端開口を閉塞する蓋体と、ハウジングの内周面に内方へ突設された複数の隔壁部と、該隔壁部と前記各羽根部の両側面との間に画成された遅角側油圧室及び進角側油圧室と、該両油圧室に相対的に油圧を給排して前記ベーンを正逆回転させる油圧回路とを備えたバルブタイミング制御装置であって、前記ベーンと該ベーンが摺動する少なくとも前記蓋体の内端面あるいはハウジングの内周面との間に、潤滑材をコーティングしたことを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御装置。
IPC (4件):
F01L 1/34 ,  C10M103/06 ,  C10M107/38 ,  C10N 40:25
FI (4件):
F01L 1/34 E ,  F01L 1/34 Z ,  C10M103/06 ,  C10M107/38
引用特許:
審査官引用 (1件)

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