特許
J-GLOBAL ID:200903069655394740

オートクレーブのガス循環装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-163853
公開番号(公開出願番号):特開平5-329355
出願日: 1992年05月29日
公開日(公表日): 1993年12月14日
要約:
【要約】【目的】 ガスが格子板30にて整流され上方へと流れ多数の板状成形材1の各隙間を流通して循環させることで、板状成形材1の温度差による接着性、硬化性、歪などを無くするようにして高品質な製品を得る。【構成】 加圧加熱・冷却できるよう設けたオートクレーブにおいて、板状成形材1を多数枚適宜な隙間をもたせて縦列に配列して収容密閉し、ファン13によりガスを循環させる容器内壁2bと風洞壁24との間に形成された外通風路25と風洞26とを形成すると共に扉2a閉鎖時には外通風路25と風洞26とを遮断するよう設け、風洞26下方部はガスが流通する格子板30を設け、ファンによりガスは送風されて外通風路25を通り風洞下方部に集合させ格子板30にてガスを整流して上方へ、多数の板状成形材1の各隙間に流れ、風洞26内から多孔板29を通り、仕切板28の上方部を流通し加熱冷却手段Dによりガスを加熱または冷却して外通風路25へと循環させる。
請求項(抜粋):
内部に成形材1を収容する本体容器2と該本体容器を密閉する扉2aとを設けた圧力容器Aと、前記圧力容器A内に高圧ガスを供給して成形材1を加圧する加圧手段Bと、前記圧力容器B内に供給されるガスを送風するファン駆動手段Cと、前記圧力容器A内に供給される高圧ガスを加熱冷却する加熱冷却手段Dとを備えたオートクレーブにおいて、前記本体容器2入口部から加熱冷却手段Dにかけて容器内壁2bと風洞壁24とによって外通風路25と風洞26とを形成すると共に扉内壁2c側に遮蔽板27を固着して扉閉鎖時には外通風路25と風洞26とを遮蔽するよう設け、前記加熱冷却手段Dの手前位置には適宜な間隔をもたせて仕切板28を上方部が通風できるよう設けると共に前記仕切板28上部と風洞壁24の内側とに多孔板29を密着させて仕切りし、風洞26下方部はガスが流通する格子板30を敷設し、ファン13によりガスが送風されて外通風路25を通り風洞26下方部に集合させ格子板30にて整流され上方へ多数の板状成形材1の各隙間を通り、風洞26内から多孔板29を通り、仕切板28の上方部から下方へと加熱冷却手段Dを介して外通風路25へとガスが循環するよう構成したオートクレーブのガス循環装置。

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