特許
J-GLOBAL ID:200903069656562388

繊維強化熱可塑性樹脂多孔質成形品のリサイクル成形方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢葺 知之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-109604
公開番号(公開出願番号):特開平6-320541
出願日: 1993年05月11日
公開日(公表日): 1994年11月22日
要約:
【要約】【目的】 ライフサイクルを終えて回収された繊維強化熱可塑性樹脂多孔質成形品の機械的性質、外観品質の低下を抑えたリサイクル成形方法を提供する。【構成】 多孔質成形品の両面に板状体を重ね合わせて、熱可塑性樹脂が溶融した状態で加圧、解圧し強化繊維のスプリングバックにより膨張させ冷却成形して、板状体を取り外すことを特徴とするリサイクル成形方法。多孔質成形品の表面に、熱可塑性樹脂フィルムまたは無機フィラー含有熱可塑性樹脂フィルムを積層した上記のリサイクル成形方法。【効果】 多孔質成形品を、直接成形することにより効率のよいリサイクルと工程短縮を図った。リサイクル成形された多孔質成形品は、良好な機械的性質と外観を有するため、再び優れた木材代替品として産業用資材に広く適用できる。
請求項(抜粋):
使用済みまたはライフサイクルを終えて回収された抄造法による繊維強化熱可塑性樹脂多孔質成形品の両面に板状体を重ね合わせて、熱可塑性樹脂の融点または軟化点以上に加熱し、熱可塑性樹脂が溶融している状態で加圧し、続いて熱可塑性樹脂が溶融した状態のままで加圧を除去し、強化繊維のスプリングバックにより膨張させ、板状体間のクリアランスを膨張した繊維強化熱可塑性樹脂の厚み以下に設定して加圧、冷却した後、板状体を取り外すことを特徴とする繊維強化熱可塑性樹脂多孔質成形品のリサイクル成形方法。
IPC (7件):
B29B 17/00 ,  B29C 43/02 ,  B32B 31/20 ,  B29K105:04 ,  B29K105:06 ,  B29K105:26 ,  B29L 9:00

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