特許
J-GLOBAL ID:200903069657175019

摩擦ヒンジ装置および該装置を利用した携帯用事務機器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-008493
公開番号(公開出願番号):特開2001-200830
出願日: 2000年01月18日
公開日(公表日): 2001年07月27日
要約:
【要約】【課題】 軸回動支持部材と軸部材との間に具体的かつ定量的で適切な関係を特定していないため、安定した面摩擦抵抗力を長期に亘って維持することが困難である。【解決手段】 樹脂製部材である軸回動支持部材20の歪み分布率を15%以下に抑制することにより、樹脂材料の成形収縮の締め代によって発生する内部応力により、軸回動支持部材20が軸部材10に良好に密着する。この内部応力に基づいて軸回動支持部材20に生ずる歪み分布の略均一化が図られ、摩耗が少なく長期間に亘って安定した面摩擦抵抗力を維持できる。均一な歪み分布により必要な面摩擦抵抗力を設定でき、回動の初動時にひっかかりが小さく、スティックスリップも生じない。
請求項(抜粋):
回動中心となる回転軸を有する軸部材と、該軸部材を前記回転軸で相対的に回動自在に支持する軸回動支持部材とからなり、前記軸回動支持部材が前記軸部材の前記回転軸周で相対的に回動自在に設けられ、前記回転軸を内包し、該回転軸の外側に一体成形された樹脂製部材によって前記軸回動支持部材を構成し、前記樹脂製部材の成形収縮による締め代により前記軸部材と前記軸回動支持部材との間で面摩擦抵抗力を発生するようにした摩擦ヒンジ装置において、前記樹脂製部材の引張試験における降伏点に対応する歪みの80%以下であって、前記樹脂製部材の歪み分布率を15%以下に均一化したことを特徴とする摩擦ヒンジ装置。ただし、歪み分布率(%)=|最大歪み(最小歪み)-平均歪み|×100/(平均歪み)であって、絶対値である|最大歪み-平均歪み|と|最小歪み-平均歪み|のうち値の大きいものを選択する。
IPC (2件):
F16C 11/10 ,  E05D 11/08
FI (2件):
F16C 11/10 D ,  E05D 11/08 Z
Fターム (7件):
3J105AA02 ,  3J105AA03 ,  3J105AA12 ,  3J105AB11 ,  3J105AC07 ,  3J105DA04 ,  3J105DA16
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 軸ロック装置およびその製造方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-167179   出願人:株式会社加藤スプリング製作所
  • 特開平4-238008
  • 特開平4-004128
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