特許
J-GLOBAL ID:200903069658262799

同調増幅器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 役 昌明 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-120394
公開番号(公開出願番号):特開平8-065102
出願日: 1995年04月24日
公開日(公表日): 1996年03月08日
要約:
【要約】【目的】 同調周波数と最大減衰量とを互いに干渉することなく、任意に調整し得る同調増幅器を得ること。【構成】 FETのソースおよびドレインに発生する同相および逆相の信号をキャパシタと抵抗、あるいはインダクタと抵抗を介して合成することにより所定の位相シフトを行う2つの移相回路10Cおよび30Lと、後段の移相回路30Lの出力信号の位相を変えずに増幅する非反転回路50と、帰還抵抗70および入力抵抗74のそれぞれを介することにより非反転回路50から出力される信号と入力端子90に入力される入力信号とを所定の割合で加算する加算回路とを含んで構成されている。移相回路10C、30L内のキャパシタと抵抗からなる直列回路あるいはインダクタと抵抗からなる直列回路の時定数を変化させて同調周波数を調整し、入力抵抗74と帰還抵抗70の抵抗比を変化させて最大減衰量を調整する。
請求項(抜粋):
入力信号が一方端に入力される入力側インピーダンス素子と、帰還信号が一方端に入力される帰還側インピーダンス素子とを含んでおり、前記入力信号と前記帰還信号とを加算する加算回路と、入力された交流信号を同相および逆相の交流信号に変換して出力する変換手段と、前記変換手段によって変換された一方の交流信号はキャパシタを介して他方の交流信号は抵抗を介して合成する合成手段とを含む第1の移相回路と、入力された交流信号を同相および逆相の交流信号に変換して出力する変換手段と、前記変換手段によって変換された一方の交流信号はインダクタを介して他方の交流信号は抵抗を介して合成する合成手段とを含む第2の移相回路と、入力された交流信号の位相を変えずに所定の増幅度で増幅して出力する非反転回路と、を備え、前記第1および第2の移相回路と前記非反転回路のそれぞれを縦続接続し、これら縦続接続された複数の回路の中の初段の回路に対して前記加算回路によって加算された信号を入力するとともに、最終段の回路から出力される信号を前記帰還信号として前記帰還側インピーダンス素子の一方端に入力し、これら複数の回路のいずれかの出力を同調信号として出力することを特徴とする同調増幅器。
IPC (3件):
H03H 11/04 ,  H03F 3/191 ,  H03H 11/12

前のページに戻る