特許
J-GLOBAL ID:200903069660894158

ELランプ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 滝本 智之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-037711
公開番号(公開出願番号):特開平9-232076
出願日: 1996年02月26日
公開日(公表日): 1997年09月05日
要約:
【要約】【課題】 絶縁性透明フィルム上の対向電極層間に発光体層および誘電体層を挟み込んだ分散型ELランプにおいて、より高輝度を得、微視的な輝度ムラを低減し、さらに高湿度中での輝度の低下を防止することを目的とする。【解決手段】 発光体層3を構成する絶縁性樹脂9をフッ化ビニリデン系樹脂またはフッ化ビニリデン系共重合ゴムとし、絶縁性樹脂9中に超微粒子高誘電性粉体8を分散させることにより、発光体層3が高誘電率化し、発光輝度が高くなると同時に超微粒子高誘電性粉体8の光散乱のため微視的な輝度ムラが改善され、更に絶縁性樹脂9がフッソ系のため高湿度等の環境雰囲気に影響を受けにくいELランプが得られる。
請求項(抜粋):
絶縁性透明フィルム上に全面または所定パターンで透明電極層を形成し、透明電極層に重ねて所定パターンで発光体層を印刷形成し、発光体層に重ねて所定パターンで誘電体層を印刷形成し、誘電体層に重ねて所定パターンで背面電極層を印刷形成し、一端が上記背面電極層に接続されるとともに他端が上記絶縁性透明フィルムの外部接続部を構成するよう所定パターンで印刷形成された第一の集電電極と、一端が上記透明電極層に接続されるとともに他端が上記絶縁性透明フィルムの外部接続部を構成するよう所定パターンで印刷形成された第二の集電電極と、上記外部接続部の先端を除く上部全面にこれらを覆うように印刷形成された絶縁コート層からなり、発光体層を構成する絶縁性樹脂中に一次粒子径が500nm以下で比誘電率が90以上の超微粒子高誘電性粉体を分散させたELランプ。

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