特許

J-GLOBAL ID：200903069663993785

4-フルオロアルキルベンゼン誘導体

発明者： 竹原 貞夫 ,  小川 真治 ,  高津 晴義
出願人/特許権者： 大日本インキ化学工業株式会社
代理人 (1件)： 高橋 勝利
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平4-272599
公開番号（公開出願番号）：特開平6-122636
出願日： 1992年10月12日
公開日（公表日）： 1994年05月06日
要約：

【要約】【構成】 一般式(I)【化1】(R1:炭素原子数1〜10のアルキル基、環A:フェニレン基、シクロヘキシレン基、R2:H、炭素原子数1〜5のアルキル基)で表わされる化合物及びそれを含有する液晶組成物。【効果】 この化合物は液晶上限温度が高く、誘電率異方性があまり大きくないにもかかわらず、添加により液晶組成物のしきい値電圧をほとんど上昇させることがない。従って、これを用いて、液晶温度範囲が広く、低電圧駆動が可能な液晶組成物を容易に得ることができる。更に、熱、水、光等に対する化学的安定性に優れ、工業的にも容易に製造できるので、表示用液晶光スイッチング素子の材料として有用である。

請求項（抜粋）：

一般式(I)【化1】(式中、R1は炭素原子数1〜10の直鎖状アルキル基を表わし、環Aは1,4-フェニレン基又はトランス-1,4-シクロヘキシレン基を表わし、R2は水素原子又は炭素原子数1〜5の直鎖状アルキル基を表わし、シクロヘキサン環はトランス配置を表わす。)で表わされる化合物。

IPC (2件)：

C07C 22/08 ,  C09K 19/30