特許
J-GLOBAL ID:200903069667894439
表面処理装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
井ノ口 壽
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-127812
公開番号(公開出願番号):特開平6-312371
出願日: 1993年04月28日
公開日(公表日): 1994年11月08日
要約:
【要約】【目的】 容器内部の圧力がノズルの噴出圧力で上昇しないようにすることにより吹付剤を常に高速で噴出させることができ、しかも噴出した吹付剤を拡散させることなく所定の回収場所に回収できる表面処理装置を提供する。【構成】 容器2の上部の空気取入口7,11から流入した空気流は、被加工物の周辺を通過して減圧装置3,14の吸引口3a,14aに吸引される。ノズル5より噴出し被加工物に衝突したショット粒は空気流に載り、減圧装置が設けられている回収部8に回収される。減圧装置に吸引された一部の粒子流はフィルタで振り落とされ回収部8に回収される。ショット粒は霧状にならないので、外部からの視界は良好で、しかも容器内の圧力が上昇しないので、ノズル噴出速度が低下することはない。
請求項(抜粋):
金属またはプラスチックの被加工物を内部に収容して外部と遮断し吹付ノズルにより被加工物の表面に細かい鋼球等の吹付剤を吹き付けるための表面処理装置において、前記表面処理装置の主要部を構成する容器の上方に空気取入口を設けるとともに下方に減圧装置を設け、前記減圧装置を駆動させることにより空気取入口から減圧装置に向けて空気流の流れを形成し、前記吹付ノズルから噴出させて前記被加工物に衝突した吹付剤を前記空気流に載せることにより衝突した吹付剤を容器下部に設けた吹付剤回収部に回収し、前記減圧装置内に吸引された吹付剤は減圧装置に接続されているフィルタにより振り落とし、前記吹付剤回収部に回収するように構成したことを特徴とする表面処理装置。
前のページに戻る