特許
J-GLOBAL ID:200903069674850021

焦点検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐野 静夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-047299
公開番号(公開出願番号):特開平8-248303
出願日: 1995年03月07日
公開日(公表日): 1996年09月27日
要約:
【要約】【目的】 左右1対の受光素子によって、遠近競合時にも撮影対象のピントのずれ量を正しく検出する焦点調節装置を提供する。【構成】 コンデンサレンズ12、左右1対の結像レンズ14および左右1対のCCDからなるラインセンサ10を有する受光部6と、ラインセンサ10の出力信号を処理する信号処理部7をカメラに備える。撮影レンズ1を透過した光を受光部6に導き、結像レンズ14によってラインセンサ10上に左右像を結像させる。信号処理回路7は、ラインセンサ10の左像の映像信号を複数の画素ブロックに分割し、各画素ブロックと右像の映像信号との相関演算を行なって、ピントのずれ量を検出する。そのピントのずれ量検出において遠近競合発生の有無を調べ、遠近競合時には画素ブロックをより少ない画素数のブロックにさらに分割して、各分割ブロックについて相関演算を行なって、ピントのずれ量を検出する。
請求項(抜粋):
撮影レンズの焦点状態に応じて相対的な位置関係が変化する第1の像と第2の像をそれぞれ形成する光学系と、前記第1の像と第2の像をそれぞれ複数の光電変換素子で検出するセンサと、前記センサの出力に基づいて、前記第1の像と第2の像の相対的な位置関係を像のずれ量として求め、撮影レンズの焦点状態を検出する焦点検出装置において、前記センサ上の像を複数の領域に分割し、分割した領域ごとに第1の像と第2の像のずれ量を検出する第1の焦点検出手段と、前記第1の焦点検出手段によって得られた結果に基づいて、分割した複数の領域の中から1つの領域を選択する領域選択手段と、前記領域選択手段により選択された領域をさらに小さな領域に分割して、前記第1の焦点検出手段で得られた第1の像と第2の像のずれ量が検出された位置を中心として、ずれ量の範囲よりも狭い範囲で、分割した小さな領域ごとに第1の像と第2の像のずれ量を検出する第2の焦点検出手段と、前記領域選択手段によって選択された領域の像から得られる情報に基づいて、前記第2の焦点検出手段の動作を行なうことを選択する焦点検出選択手段と、第1の焦点検出手段または第2の焦点検出手段の少なくとも一方によって得られた結果から、第1の像と第2の像のずれ量を算出するずれ量算出手段と、を有することを特徴とする焦点検出装置。
IPC (2件):
G02B 7/34 ,  G03B 13/36
FI (2件):
G02B 7/11 C ,  G03B 3/00 A

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