特許
J-GLOBAL ID:200903069675207882
遊星歯車減速装置付スタータ
発明者:
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-167195
公開番号(公開出願番号):特開平10-009104
出願日: 1996年06月27日
公開日(公表日): 1998年01月13日
要約:
【要約】【課題】 衝撃吸収装置の作用によってインターナルギヤ20が回転した時に、相対回転を生じて接触する接触部の磨耗を低減すること。【解決手段】 遊星歯車減速装置のインターナルギヤ20は、衝撃吸収装置の第1摩擦板23に連結されて、その第1摩擦板23により回転規制されている。但し、衝撃吸収装置が作動した時にインターナルギヤ20が回転できる様に、インターナルギヤ20の外周面とハウジングの円筒壁部16aの内周面との間には所定の隙間が確保されている。また、その隙間には、金属製の環状部材24が配設されている。この環状部材24は、円筒壁部16a及びインターナルギヤ20に対して相対回転可能に配されている。即ち、環状部材24と円筒壁部16aとの間、及び環状部材24とインターナルギヤ20との間には、それぞれ微小の隙間が確保されている。
請求項(抜粋):
通電を受けてアーマチャに回転力を発生する始動モータと、前記アーマチャの回転軸に設けられたサンギヤ、このサンギヤに噛み合う遊星ギヤ、及び前記遊星ギヤに噛み合うインターナルギヤを有し、前記アーマチャの回転を減速する遊星歯車減速装置と、この遊星歯車減速装置を介して前記始動モータに回転駆動される出力軸と、この出力軸上をヘリカルスプラインを介して進退可能に設けられ、エンジンのリングギヤと噛み合って前記出力軸に伝達された回転力を前記リングギヤに伝達するピニオンと、前記遊星歯車減速装置に所定の衝撃力が加わった時に、前記インターナルギヤを回転させて前記衝撃力を緩和する衝撃吸収装置と、前記インターナルギヤの外周面との間に隙間を有して前記遊星歯車減速装置を収納するハウジングと、前記ハウジングの内周面と前記インターナルギヤの外周面との間に形成される隙間に配されて、前記ハウジング及び前記インターナルギヤと相対回転可能に設けられた略円筒部材とを備えたことを特徴とする遊星歯車減速装置付スタータ。
IPC (3件):
F02N 15/02
, F02N 15/06
, F02N 15/08
FI (4件):
F02N 15/02 N
, F02N 15/02 M
, F02N 15/06 J
, F02N 15/08
前のページに戻る