特許
J-GLOBAL ID:200903069693289837

膜分離装置および溶液の濃縮方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 福島 祥人
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-173994
公開番号(公開出願番号):特開平9-215912
出願日: 1996年07月03日
公開日(公表日): 1997年08月19日
要約:
【要約】【課題】 連続式により供給液の濃度変動に対応して濃縮液の濃度を一定に維持することができる膜分離装置および溶液の濃縮方法を提供することである。【解決手段】 膜モジュール3により供給液を透過液と濃縮液とに分離する。膜モジュール3から排出される濃縮液の一部または全部を濃縮液配管30を通して膜モジュール3の供給側に還流させる。透過液排出管70に設けられた流量計7の流量値に基づいて、膜モジュール3から排出される透過液の量が一定になるように圧力調整弁8により濃縮液配管30内の圧力を調整する。濃縮液配管30に設けられる圧力計4の圧力値が所定の設定値になったときに、自動弁5を開き、濃縮液排出管50から濃縮液配管30内の濃縮液を系外に抜き出す。圧力計4の圧力値が所定の下限設定値まで低下したとき、または所定時間経過後に自動弁5を閉じる。
請求項(抜粋):
分離膜モジュールにより供給液を溶質が排除された透過液と溶質が濃縮された濃縮液とに分離するととともに、前記分離膜モジュールにより得られた濃縮液の一部または全部を循環系により前記分離膜モジュールの供給側に還流させ、前記分離膜モジュールにより得られる透過液の量が一定になるように前記循環系に還流される濃縮液の圧力を調整する圧力調整手段を設けるとともに、前記循環系に還流される濃縮液の圧力が所定の値になったときに前記循環系に還流される濃縮液を系外に排出する排出手段を設けたことを特徴とする膜分離装置。

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