特許
J-GLOBAL ID:200903069709009953

縁摺り加工機の加工方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 服部 毅巖
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-285201
公開番号(公開出願番号):特開平9-123051
出願日: 1995年11月01日
公開日(公表日): 1997年05月13日
要約:
【要約】【課題】 歩進加工制御方式を実行する場合に、レンズ型板の形状を簡単にかつ正確に検知することができるようにする。【解決手段】 レンズ型板15aがレンズ型板当接部材16に当接してから1秒以内には、被加工レンズ14aおよびレンズ型板15aは矢印X方向に少量(0.2秒間)回転する。このとき、レンズ型板当接部材16は、レンズ型板15aとの摩擦により図面左側に傾いて、レンズ型板センサ部40がオンになる。この回転後もレンズ型板15aがレンズ型板当接部材16に当接していれば、レンズ型板15aおよび被加工レンズ14aが回転を継続し、再びオフになれば回転が停止する。そして、レンズ型板センサ部40がオンの状態でレンズ型板15aおよび被加工レンズ14aが所定回転数、例えば2回転または3回転したところで荒加工が停止する。
請求項(抜粋):
眼鏡レンズの周縁を研削加工するための縁摺り加工機の加工方式において、ほぼ水平方向を向く軸の周りに研磨部が形成された研磨ホイールと、前記研磨ホイールを回転させるホイール回転機構部と、被加工レンズを回転可能にかつ前記研磨ホイールの軸芯とほぼ平行に軸支し、前記被加工レンズを自重により前記研磨ホイールに当接させる被加工レンズ取り付け軸と、前記被加工レンズ取り付け軸を回転させる被加工レンズ回転機構部と、レンズ型板を保持して前記被加工レンズ取り付け軸と一体になって回転するレンズ型板保持軸と、前記レンズ型板の下側端部と当接可能に設けられ、前記レンズ型板と当接したときに前記レンズ型板の回転力を受けて基準位置から回動するとともに、前記レンズ型板との接触がなくなると前記基準位置に戻るように設けられるレンズ型板当接部材と、前記レンズ型板当接部材が前記基準位置から所定量回動したときに前記レンズ型板の当接を検知する当接検知手段と、前記被加工レンズの加工中、前記当接検知手段が前記当接を検知している間は前記被加工レンズを一定速度で回転させ、前記当接を検知していない間は前記被加工レンズの回転を停止させ、かつ前記当接を検知していない時間が所定時間継続すれば前記レンズ型板当接部材が前記所定量回動できる程度に前記被加工レンズを回動させるレンズ回転制御手段と、を有することを特徴とする縁摺り加工機の加工方式。

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