特許
J-GLOBAL ID:200903069713090960

飛灰中の塩化カリウムの回収方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森本 義弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-152098
公開番号(公開出願番号):特開平9-001105
出願日: 1995年06月20日
公開日(公表日): 1997年01月07日
要約:
【要約】【目的】 廃棄物の焼却処理や溶融処理において発生した飛灰から、重金属類を含有しない純度の高い塩化カリウムを回収できるようにする。【構成】 飛灰9を高温水10およびNaHS11と混合して、飛灰9中に含まれる重金属類を硫化物として沈殿させるとともに、塩化カリウムおよび塩化ナトリウムを高温水10に溶解させる。この混合物12から重金属類の沈殿や未溶解の塩化ナトリウムを含んだスラッジ13を沈降分離し、上澄液14を適当温度に冷却して塩化カリウム15を選択的に析出させる。
請求項(抜粋):
廃棄物の焼却処理や溶融処理において発生した飛灰中の塩化カリウムの回収方法であって、前記飛灰を、重金属不溶化剤を含有する適当量の高温水と混合して、飛灰中に含まれる重金属類を重金属不溶化剤との反応により沈殿させるとともに、飛灰中の塩化カリウムや塩化ナトリウムを高温水に溶解させ、この混合物より重金属沈殿などの固形分を分離した後、得られた分離液を適当温度に冷却して塩化カリウムを選択的に析出させ、析出した塩化カリウムを分離回収することを特徴とする飛灰中の塩化カリウムの回収方法。
IPC (2件):
B09B 3/00 ,  B09B 3/00 ZAB
FI (2件):
B09B 3/00 304 G ,  B09B 3/00 ZAB
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭60-063329

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