特許
J-GLOBAL ID:200903069715826122
掘削装置の遠隔操作システム
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
野田 茂
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-087899
公開番号(公開出願番号):特開平6-272282
出願日: 1993年03月22日
公開日(公表日): 1994年09月27日
要約:
【要約】【目的】 測量要員を掘削現場に配置して測量作業や丁張の設置作業を行う手間を省き、現場での作業を人員や時間の面で効率的に行わせることができる掘削装置の遠隔操作システムを提供する。【構成】 遠隔操作点5の自動測量ユニット5101でパワーショベル31を自動追尾してその位置を自動的に測量すると共に、その結果を基に、掘削現場3に形成する溝35、法面の設計線5189やパワーショベル31の掘削動作系5190のコンピュータグラフィック画像を遠隔操作用画像生成コンピュータ5169で生成し、その画像を、掘削現場3に近い箇所に設置した監視カメラ5153で撮影した画像に合成してモニタテレビ5171に表示させるようにした。
請求項(抜粋):
溝や法面の掘削箇所に配設された掘削装置を該掘削箇所から離れた遠隔操作箇所で遠隔操作するためのシステムであって、前記掘削装置に配設された測量用ターゲットと、位置座標が既知である箇所から前記測量用ターゲットが配設された掘削装置箇所を自動追尾する自動追尾手段と、前記自動追尾手段に付設され、該自動追尾手段の追尾方向を指向し前記測量用ターゲットの位置を測量する測量手段と、前記掘削箇所を撮影する撮影手段と、前記溝や法面の設計値データを保持する保持手段と、前記自動追尾手段の追尾方向、前記測量手段の測量結果、及び前記保持手段に保持された前記設計値データに基づいて、前記撮影手段の配設箇所から見た前記溝や法面の設計線のコンピュータグラフィック画像を生成する設計線画像生成手段と、前記撮影手段で撮影された画像に前記設計線画像生成手段で生成されたコンピュータグラフィック画像を合成する画像合成手段と、前記遠隔操作箇所に配設され前記画像合成手段で合成された画像を表示する表示手段と、前記遠隔操作箇所に配設され前記掘削装置の動作パターンを入力する入力手段と、前記掘削装置に設けられ該掘削装置を駆動する駆動手段と、前記動作パターンに応じて前記駆動手段を動作させる駆動制御手段と、を備えることを特徴とする掘削装置の遠隔操作システム。
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