特許
J-GLOBAL ID:200903069715996923

建設機械の油圧駆動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 武 顕次郎 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-347782
公開番号(公開出願番号):特開平5-156667
出願日: 1991年12月04日
公開日(公表日): 1993年06月22日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 容量の小さいオーバーロードリリーフ弁にて所望のメインリリーフ設定圧力より低い駆動圧力を確保する。【構成】 可変容量油圧ポンプ4、5の吐出容量制御手段を構成する制御手段21が、油圧ポンプへの入力トルクが予め定められた制限値を越えないよう当該ポンプの吐出圧力Pd1、Pd2に応じて定められた許容吐出容量q12、q22に制限する関数発生手段B1、B2と、油圧ポンプの吐出圧力が予め定められたカットオフ設定圧力を越えたとき許容吐出容量より小さい吐出容量に制限する関数発生手段C1、C2、及び積分器D1、D2からなる容量制限手段とを備え、オーバーロードリリーフ弁9a、9b等のリリーフ設定圧力をメインリリーフ弁31のリリーフ設定圧力より低い圧力値に設定し、かつカットオフ設定圧力の値をオーバーロードリリーフ弁のリリーフ設定圧力を越える圧力値に設定した。
請求項(抜粋):
可変容量油圧ポンプと、この可変容量油圧ポンプの吐出容量を制御する吐出容量制御手段と、上記可変容量油圧ポンプから圧油を供給される少なくとも1つの切換弁を備えた切換弁群と、当該油圧ポンプの最大吐出圧力を制限するメインリリーフ弁と、上記切換弁群に含まれ、オーバーロードリリーフ弁を具備する所定の切換弁とを備えた建設機械の油圧駆動装置において、上記吐出容量制御手段が、上記可変容量油圧ポンプへの入力トルクが予め定められた制限値を越えないよう当該ポンプの吐出圧力に応じて定められた許容吐出容量にポンプ吐出容量を制限する入力制限手段と、上記可変容量油圧ポンプの吐出圧力が予め定められたカットオフ設定圧力を越えたとき上記入力制限手段にて制限される許容吐出容量より小さい吐出容量にポンプ吐出容量を制限する容量制限手段とを備えるとともに、上記オーバーロードリリーフ弁のリリーフ設定圧力を上記メインリリーフ弁のリリーフ設定圧力より低い圧力値に設定し、かつ上記カットオフ設定圧力の値を上記オーバーロードリリーフ弁のリリーフ設定圧力を越える圧力値に設定したことを特徴とする建設機械の油圧駆動装置。

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