特許
J-GLOBAL ID:200903069717969656
テンポ検出装置及びテンポ検出用コンピュータプログラム
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
佐藤 英世
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-216362
公開番号(公開出願番号):特開2008-040284
出願日: 2006年08月09日
公開日(公表日): 2008年02月21日
要約:
【課題】 誤り無く平均的なビートの間隔とビートの位置を検出できるテンポ検出装置を提供する。【解決手段】 ビート検出波形の先頭を演奏させながら、タッピング検出部104を用い、ユーザにビート位置を、タッピングしてもらうようにし、タッピングの揺らぎが揺らぎ算出部107で一定の範囲内であると判定されたら、テンポ候補検出部102で検出されたビート間隔の候補から、上記タッピングテンポに数値的に近いビート間隔を選択し、また、安定したところのタッピング位置をビート検出の先頭ビート位置とするようにしているので、ユーザに数拍タッピングしてもらうだけで、曲全体のビート検出をより正確に行えるようになる。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
音響信号を入力する信号入力手段と、
入力された音響信号から、所定のフレーム毎に、FFT演算を行い、求められたパワースペクトルからフレーム毎の各音階音のパワーを求める音階音パワー検出手段と、
この所定のフレーム毎の各音階音のパワーの増分値をすべての音階音について合計して、フレーム毎の全体の音の変化度合いを示すパワーの増分値の合計を求め、このフレーム毎の全体の音の変化度合いを示すパワーの増分値の合計から、平均的なビート間隔を求めて、テンポの候補を検出するテンポ候補検出手段と、
ユーザに拍子を入力してもらう拍子入力手段と、
ユーザのタッピング入力を検出するタッピング検出手段と、
タッピング間隔とタッピングのあった時間と各タッピングのビートの数値を記録する記録手段と、
タッピング間隔の移動平均をとり、テンポを計算するタッピングテンポ計算手段と、
直近の移動平均毎のタッピングテンポの揺らぎを算出する揺らぎ算出手段と、
上記揺らぎが一定の範囲内の場合、タッピングテンポと上記タッピングの最後の時間とそのときのビートの数値を出力するタッピングテンポ出力手段と、
上記タッピングテンポ出力手段から出力されたタッピングテンポを元に、該テンポ候補検出手段で検出されたビート間隔の候補から、上記タッピングテンポに数値的に近いビート間隔を選択するテンポ確定手段と、
上記揺らぎ算出手段でタッピングの揺らぎが一定の範囲内であると判定された時のタッピングのビートの数値から、それに最も近い1拍目の位置を出力する1拍目位置出力手段と、
同じく上記揺らぎ算出手段でタッピングの揺らぎが一定の範囲内であると判定された時のタッピングの位置を先頭ビート位置として、それ以後およびそれ以前の各ビート位置をテンポ確定手段で決定されたテンポを元に確定させるビート位置確定手段と、
上記1拍目位置出力手段から出力される1拍目の位置とビート位置確定手段から出力される各ビート位置に基づき小節線位置を検出する小節検出手段と
を有することを特徴とするテンポ検出装置。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (5件):
5D082BB01
, 5D378KK01
, 5D378MM13
, 5D378MM14
, 5D378MM16
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