特許
J-GLOBAL ID:200903069720068805

シートベルトリトラクタ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青木 健二 (外7名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-049428
公開番号(公開出願番号):特開平5-246303
出願日: 1992年03月06日
公開日(公表日): 1993年09月24日
要約:
【要約】【目的】ロック手段を作動するロック作動手段にかかる負荷をできるだけ小さくするとともに、係合部材と被係合部とのかみ合いの確実性を更に一層向上させ、しかもロック解除を容易にしかつエンドロックを確実に防止する。【構成】リールシャフトのα方向への相対回動により、係止爪17dが歯2fに設定量だけ接近するが、それ以上は歯2fに接近しないとともに、リールシャフトのα方向への更なる回動により、メインパウル17の歯17d1が歯2fの急斜面に当接し、メインパウル17はスタンバイ位置になる。リールシャフトがα方向へ更に回動すると、歯17d1の歯先が歯2fの急斜面側によって歯2fの歯底の方へ誘導され、歯17dは歯2fに完全に係合し、メインパウル17はロック位置となる。すなわち、メインパウル17はセルフロック作用を行う。
請求項(抜粋):
ウェビングを巻取るリールシャフトと、該リールシャフトの両端を回動自在に支持するフレームと、該フレームおよびリールシャフト間に配設されて通常時リールシャフトの回動を許容し必要時に作動してリールシャフトの少なくともウェビング引出し方向の回動を阻止するロック手段と、車両に所定値以上の減速度が加えられたとき作動する減速度感知手段と、通常時前記リールシャフトの回動と同期して回動し、該減速度感知手段の作動で前記リールシャフトと相対回動することにより前記ロック手段を作動するロック作動手段とを備えているシートベルトリトラクタにおいて、前記ロック手段は、前記フレームの前記リールシャフト一端側に設けられた第1被係合部と、前記リールシャフトの一端側に一端が回動可能に支持されるとともに他端に前記第1被係合部と係合可能な第1爪部を有し、通常時には前記第1爪部が前記第1被係合部と係合しない非係合位置に保持されるとともに、前記必要時には前記第1爪部が前記第1被係合部と係合する係合位置に回動する第1係合部材と、前記フレームの前記リールシャフト他端側に設けられた第2被係合部と、前記リールシャフトの他端側に一端が回動可能に支持されるとともに他端に前記第2被係合部と係合可能な第2爪部を有し、通常時には前記第2爪部が前記第2被係合部と係合しない非係合位置に保持されるとともに、前記必要時には前記第2爪部が前記第2被係合部と係合する係合位置に回動する第2係合部材とを備え、前記第1被係合部および前記第2被係合部は、それぞれ所定数の歯によって形成されており、前記ロック作動手段は、前記リールシャフトとの相対回動時に、前記第1爪部が前記第1被係合部の歯と係合開始するスタンバイ位置に前記第1係合部材を回動する制御手段を備えているとともに、前記第1係合部材がスタンバイ位置となった後前記リールシャフトの更なるウェビング引き出し方向の回動時に、前記第1係合部材が前記第1爪部の前記第1被係合部への係合が完了するロック位置に回動してセルフロック作用を行うように、前記第1被係合部の歯の形状が形成されていることを特徴とするシートベルトリトラクタ。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平2-070551

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