特許
J-GLOBAL ID:200903069726145771

ステータコアへの巻線装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松井 茂
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-043015
公開番号(公開出願番号):特開2000-245121
出願日: 1999年02月22日
公開日(公表日): 2000年09月08日
要約:
【要約】【課題】ステータコアの内歯に導線を半径方向に整列させて巻付けることができる巻線装置を提供する。【解決手段】ステータコアの中心に同軸的に配置され、所定角度で揺動すると共に、軸方向に往復移動する導線導入筒12の先端にヘッド15を装着する。このヘッドにノズル20を半径方向に出没可能に装着する。ヘッド内にカム板21を回転可能に配置し、そのカム溝にノズルの基部に設けたカムフォロアを嵌入させる。導線導入筒12に連動する回転軸に主動プーリ41と、カム板に連動するカム板回転用プーリ40と、モータ51によって移動する少なくとも一対の可動プーリ61、62と、必要に応じてそれらの間に配置されたアイドルプーリ70〜73との間にベルト74を張設する。可動プーリを移動させてカム板回転用プーリ及びカム板を導線導入筒に対して相対回転させ、ノズルを半径方向に出没動作させる。
請求項(抜粋):
ステータコアの中心に同軸的に配置され、所定角度で揺動すると共に、軸方向に往復移動する導線導入筒と、この導線導入筒の先端に装着されたヘッドと、このヘッドを介して前記導線導入筒に取付けられ、導線を前記導線導入筒に対してほぼ直交する方向に繰り出すノズルとを備え、前記導線導入筒の作動によって前記ノズルをステータコアの内歯に対して周回させて導線を巻付けるようにしたステータコアへの巻線装置において、前記ノズルは前記ヘッドに対して半径方向に摺動可能に装着されると共に、その基端部にカムフォロアが取付けられており、このカムフォロアが嵌入するカム溝を有するカム板が前記ヘッドに回転可能に内蔵され、このカム板を前記導線導入筒に対して相対回転させるカム板回転手段を有しており、前記カム板回転手段は、前記導線導入筒に連動する回転軸と、この回転軸に装着された主動プーリと、前記導線導入筒に対して回転可能に装着され、前記カム板に連動するカム板回転用プーリと、前記導線導入筒の駆動手段とは別の駆動手段によって移動する少なくとも一対の可動プーリと、これらのプーリ群に張設されたベルトとを有し、前記可動プーリは、前記プーリ群を周回するベルト経路長を変えないように移動して、前記主動プーリから前記カム板回転用プーリに至る部分のベルトの長さと、前記カム板回転用プーリから前記主動プーリに至る部分のベルトの長さとを変化させることを特徴とするステータコアへの巻線装置。
Fターム (9件):
5H615AA01 ,  5H615BB01 ,  5H615BB14 ,  5H615PP01 ,  5H615PP06 ,  5H615PP13 ,  5H615QQ02 ,  5H615QQ20 ,  5H615SS05

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