特許
J-GLOBAL ID:200903069738770604

フタロシアニン系組成物の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 津国 肇 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-065935
公開番号(公開出願番号):特開平5-271564
出願日: 1992年03月24日
公開日(公表日): 1993年10月19日
要約:
【要約】 (修正有)【構成】 一般式Iのフタロシアニン、例えば銅フタロシアニンと、フタロシアニン分子のベンゼン核が電子吸引基で置換された一般式IIのフタロシアニン誘導体、例えばテトラニトロ銅フタロシアニンとを、該電子吸引基の数がフタロシアニンおよびフタロシアニン誘導体のフタロシアニン単位の合計に対し0.5個以下0.001個以上となる組成割合で有機酸と無機酸との混合酸に溶解した後、貧溶媒によって析出させるフタロシアニン系組成物の製造方法。【効果】 本方法で得たフタロシアニン系組成物は従来の無機酸のみの処理で得られる組成物に比べて結晶粒子の分布が狭く、微粒子状かつ均一な混合状態であり、該組成物を用いた感光体は、光入力に対してデジタル的に反応する光特性および暗減衰特性にすぐれ、繰り返しによる感度の安定性もよい。
請求項(抜粋):
式(I)で示されるフタロシアニンと、式(II)で示されるフタロシアニン分子のベンゼン核が電子吸引基によって置換されたフタロシアニン誘導体とを、該電子吸引基の数がフタロシアニンおよびフタロシアニン誘導体のフタロシアニン単位の合計に対し0.5個以下ないし0.001個以上となる組成割合で、有機酸と無機酸との混合酸に溶解した後、貧溶媒によって析出させることを特徴とするフタロシアニン系組成物の製造方法。【化1】【化2】(上記式中、Mは、水素原子またはフタロシアニンと共有結合もしくは配位結合し得る原子または化合物を表し、R1 〜R16は、同一または異なって、水素原子またはニトロ基、シアノ基、ハロゲン原子、カルボキシル基およびスルホ基から選ばれる電子吸引基を表すが、少なくとも1つは電子吸引基である)
IPC (4件):
C09B 67/22 ,  C09B 67/50 ,  C09K 9/02 ,  G03G 5/06 371
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭58-166355
  • 特開昭61-181867
  • 特公昭38-026084

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