特許
J-GLOBAL ID:200903069746343090

正極活物質および電池

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉浦 正知
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-069114
公開番号(公開出願番号):特開2008-234872
出願日: 2007年03月16日
公開日(公表日): 2008年10月02日
要約:
【課題】充填性に優れており、低温特性、及び高温のサイクル特性に優れた正極活物質および電池を提供する。【解決手段】正極21Aは、第1の正極活物質と、第2の正極活物質とを、95:5〜70:30の重量比(第1の正極活物質:第2の正極活物質)で混合した混合物よりなる正極活物質を含有する。第1の正極活物質は、例えば、Li、Co、M1、M2、(M1は第1元素、M2は第2元素を表す。)を含有するリチウム複合酸化物と、第1副成分元素と、第2副成分元素と、を含有するものである。第2の正極活物質は、Li、Ni、Co、Mn、A、(AはMg、Alのうちの少なくとも1種である。)を含有するリチウム遷移金属複合酸化物である。【選択図】図1
請求項(抜粋):
第1の正極活物質と、第2の正極活物質とを、95:5〜70:30の重量比(第1の正極活物質:第2の正極活物質)で混合した混合物よりなる正極活物質であって、 上記第1の正極活物質は、 リチウム(Li)、コバルト(Co)、第1元素および第2元素を含むリチウムコバルト複合酸化物と、第1副成分元素および第2副成分元素と、 を含有するものであり、 上記第1元素は、アルミニウム(Al)、クロム(Cr)、バナジウム(V)、マンガン(Mn)および鉄(Fe)からなる群のうちの少なくとも1種であり、 上記第2元素は、マグネシウム(Mg)およびカルシウム(Ca)からなる群のうちの少なくとも1種であり、 上記第1副成分元素は、チタン(Ti)、ジルコニウム(Zr)およびハフニウム(Hf)からなる群のうちの少なくとも1種であり、 上記第2副成分元素は、ケイ素(Si)、ゲルマニウム(Ge)およびスズ(Sn)からなる群のうちの少なくとも1種であり、 コバルト(Co)と、上記第1元素と、上記第2元素とのモル比は、コバルト(Co)の組成をa、上記第1元素の組成をb、上記第2元素の組成をcとすると、それぞれ0.9≦a<1、0.001≦b≦0.05、0.001≦c≦0.05の範囲内であり、 上記第1の副成分元素の含有量は、コバルト(Co)に対する割合で、0.01mol%以上10mol%以下の範囲内であり、 上記第2の副成分元素の含有量は、コバルト(Co)に対する割合で、0.01mol%以上10mol%以下の範囲内であり、 上記第2の正極活物質は、 化1で表されるリチウム遷移金属複合酸化物であること を特徴とする正極活物質。 (化1) LipNi(1-q-r)CoqMnrAaO2 (化1において、Aはマグネシウム(Mg)、アルミニウム(Al)のうちの少なくとも1種である。aは0≦a≦0.10である。p、q、rは、0.05≦p≦1.15、0.4≦q+r≦0.70、0.05≦r≦0.40である。)
IPC (3件):
H01M 4/52 ,  H01M 4/36 ,  H01M 4/50
FI (4件):
H01M4/52 102 ,  H01M4/36 E ,  H01M4/36 B ,  H01M4/50 102
Fターム (13件):
5H050AA07 ,  5H050BA17 ,  5H050BA18 ,  5H050CA07 ,  5H050CA08 ,  5H050CB01 ,  5H050CB02 ,  5H050CB08 ,  5H050CB11 ,  5H050DA02 ,  5H050HA01 ,  5H050HA02 ,  5H050HA05
引用特許:
出願人引用 (2件)

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