特許
J-GLOBAL ID:200903069747999770

ポペット弁

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大澤 敬
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-021373
公開番号(公開出願番号):特開平7-229569
出願日: 1994年02月18日
公開日(公表日): 1995年08月29日
要約:
【要約】【目的】 使用を開始した際にスプリング室内に入っている空気を速やかに外部に抜いてポペットの振動を防止して、直ぐに正常な運転ができるようにする。【構成】 ポペット25に摺動部25aの外径を若干細径にして摺動孔22aとの間に隙間41を形成する隙間形成部25cを設け、その隙間形成部25cに流入絞り43a,43c等を複数形成する。また、ケージ22に周方向に複数の流出口33a等を形成し、その流出口のいずれかが上記流入絞りのいずれかに対応するように配置する。それによって、上記流出口に対応していない部分の隙間41に入り込む流体でその付近の圧力が上昇し、その付近に位置する流入絞りからスプリング室37に入り、流出口に対応する位置にある流入絞りから流出する流体の流れができ、スプリング室37内の空気が速やかに排出される。
請求項(抜粋):
摺動部の先端に円錐面を有するポペットの前記摺動部をケージの摺動孔に移動可能に嵌入させ、該ポペットをスプリングの付勢力によって前記円錐面が前記ケージに形成されたシートに接する方向に付勢することにより、該ポペットの円錐面と前記シートとの間を押し開いて流出路に流出する流体の圧力を制御するようにしたポペット弁において、前記ポペットの円錐面と前記摺動部との間に該摺動部の外径よりも若干細径とするかあるいは該ポペットの前記摺動方向に沿う溝を部分的に形成して前記摺動孔との間に隙間を形成する隙間形成部を設け、該隙間形成部に前記隙間をポペット内部の前記スプリングが設けられているスプリング室へ連通させる流入絞りを形成すると共に、該スプリング室を前記流出路へ連通させる流出絞りを設けたことを特徴とするポペット弁。
IPC (3件):
F16K 1/38 ,  F16K 17/04 ,  F16K 47/02

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