特許
J-GLOBAL ID:200903069752177452

トルクコンバータのロックアップ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小野 由己男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-133220
公開番号(公開出願番号):特開2000-320642
出願日: 1999年05月13日
公開日(公表日): 2000年11月24日
要約:
【要約】【課題】 トルクコンバータのロックアップ装置においてピストンを支持する構造を簡単にする。【解決手段】 ロックアップ装置4では、第1ピストン39はフロントカバー摩擦面70に近接して配置されている。ダンパー機構40はドライブ部材54とドリブン部材53とトーションスプリング52とを有する。第2ピストン38は、空間Cの圧力変化によって空間C内を移動可能であり、第1ピストン39のフロントカバー摩擦面70側と反対側に配置されている。ドリブン部材53は円板状部材である。第2ピストン38はドリブン部材53の外周面に相対回転可能にかつ軸方向に移動可能に支持された内周面を有している。シールリング67は、ドリブン部材53の外周面と第2ピストン38の内周面との間に設けられ、軸方向両側をシールしている。
請求項(抜粋):
内側に摩擦面を有するフロントカバーと、前記フロントカバーとともに流体室を構成するインペラーと、前記流体室内で前記インペラーに対向して配置され前記フロントカバーとの間に空間を形成しているタービンとを含むトルクコンバータに用いられる、前記空間内に配置され前記空間の圧力変化によって前記フロントカバーと前記タービンを機械的に連結・連結解除するためのロックアップ装置であって、前記フロントカバー摩擦面に近接して配置されたプレートと、前記プレートと前記タービンとを回転方向に弾性的に連結するための機構であり、前記プレートからトルクを入力されるドライブ部材と、前記タービンにトルクを出力するドリブン部材と、前記ドライブ部材と前記ドリブン部材とを回転方向に弾性的に連結するトーションスプリングとを有するダンパー機構と、前記空間の圧力変化によって前記空間内を軸方向に移動可能であり、前記プレートの前記フロントカバー摩擦面側と反対側に配置された環状のピストンとを備え、前記ドリブン部材は円板状部材であり、前記ピストンは前記ドリブン部材の外周面によって相対回転可能にかつ軸方向に移動可能に支持された内周面を有し、前記ドリブン部材の外周面と前記ピストンの内周面との間に設けられ、軸方向両側をシールするためのシール機構をさらに備えている、トルクコンバータのロックアップ装置。

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