特許
J-GLOBAL ID:200903069753614392

自動車用四輪駆動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 真田 有
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-231009
公開番号(公開出願番号):特開平5-050867
出願日: 1991年08月19日
公開日(公表日): 1993年03月02日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、特に左右輪の駆動力配分を調整しうる、自動車用四輪駆動装置に関し、前後の駆動力配分を制御するとともに、左右の駆動力配分も制御できるようにすることを目的とする。【構成】 自動車用四輪駆動装置において、駆動力伝達系Aと、この駆動力伝達系Aを制御する制御手段15とをそなえ、上記駆動力伝達系Aに、駆動力前後配分機構25と、前後配分された駆動力を上記前輪側又は上記後輪側において左右輪に伝達する駆動軸22,23とをそなえ、該駆動軸22,23の各輪へ至る部分に遊星歯車機構5L,5R,8L,8Rを介装し、この遊星歯車機構を構成するサンギア30,プラネタリギア29及びリングギア28の3要素にそれぞれ駆動軸22,23の入力側と駆動軸22,23の出力側と調整手段Sとを接続して、この調整手段Sを通じて駆動軸22,23の入力側から駆動軸22,23の出力側への駆動力伝達状態を調整しうるように構成する。
請求項(抜粋):
エンジンの駆動力を左右前輪及び左右後輪に伝達してこれらの各輪を通じて自動車を駆動するための自動車用四輪駆動装置において、上記エンジンの駆動力を上記各輪に伝達する駆動力伝達系と、この駆動力伝達系を制御する制御手段とをそなえ、上記駆動力伝達系が、上記エンジンの駆動力を上記前輪側と上記後輪側とに配分する駆動力前後配分機構と、該駆動力前後配分機構で配分された駆動力を上記前輪側又は上記後輪側において左右輪に伝達する駆動軸とをそなえ、該駆動軸の各輪へ至る部分に遊星歯車機構が介装され、この遊星歯車機構を構成するサンギア,プラネタリギア及びリングギアの3要素のうちの1要素に上記駆動軸の入力側が結合されるとともに上記3要素のうちの他の1要素に上記駆動軸の出力側が結合されて、上記3要素のうちの残りの1要素に、上記の駆動軸の入力側を結合された1要素に対する上記の駆動軸の出力側を結合された1要素の動きを調整する調整手段が設けられて、この調整手段を通じて上記駆動軸の入力側から上記駆動軸の出力側への駆動力伝達状態を調整しうるように構成されていることを特徴とする、自動車用四輪駆動装置。
IPC (3件):
B60K 17/348 ,  B60K 17/04 ,  F16H 1/42

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