特許
J-GLOBAL ID:200903069756246408

筒内混合気噴射装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-093922
公開番号(公開出願番号):特開平9-280138
出願日: 1996年04月16日
公開日(公表日): 1997年10月28日
要約:
【要約】【課題】 内燃機関を希薄な混合気によって安定に運転する。【解決手段】 混合気噴射弁16の混合室35には絞り36と通路39を通って圧縮空気が供給される。混合気噴射弁16先端の弁部27が閉弁した時に、混合室35へ流入する圧縮空気の流れの中へ燃料噴射弁25から燃料が噴射される。混合気の燃料噴霧は管壁に付着することなく流れ、混合室35内で筒内26の熱を吸収して気化し、圧縮空気と良く混合して、弁部27が開弁した時に点火プラグ35の近傍へ噴射される。それによって点火プラグ28の近傍だけが着火し易い比較的濃厚な混合気となるので、それ以外の部分に希薄な混合気が分布していている状態でも安定な着火、燃焼が可能となる。混合室35内の混合気は後続の圧縮空気に押されて全量が確実に噴射されるので、実質的な燃料の噴射量における混合気噴射弁ごとのばらつきがなくなる。
請求項(抜粋):
内燃機関の筒内に開口し得る先端の弁部に向かって一端が連通している混合室を内部に備えている混合気噴射弁と、前記混合気噴射弁の前記混合室の他端へ所定圧力の圧縮空気を供給することができるように常に連通している外部の圧縮空気供給手段と、前記混合気噴射弁の閉弁時に前記混合室内へ燃料を噴射して圧縮空気と混合させることができる燃料噴射弁と、前記燃料噴射弁に燃料を供給するフィードポンプとを備えているとともに、前記混合気噴射弁の前記混合室内に形成される燃料と圧縮空気との混合気を、前記混合気噴射弁の前記弁部の開弁時に、前記圧縮空気供給手段から供給される後続の圧縮空気によって前記内燃機関の筒内へ強制的に押し出すことによって、前記筒内の点火プラグの近傍にのみ着火容易な比較的濃厚な混合気を形成させることができるように構成されたことを特徴とする筒内混合気噴射装置。
IPC (7件):
F02M 67/02 ,  F02B 23/10 ,  F02M 61/14 310 ,  F02M 61/14 ,  F02M 63/00 ,  F02M 67/12 ,  F02M 69/04
FI (7件):
F02M 67/02 ,  F02B 23/10 K ,  F02M 61/14 310 S ,  F02M 61/14 310 A ,  F02M 63/00 P ,  F02M 67/12 ,  F02M 69/04 P
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 特開平1-271658
  • 特開平4-279758
  • 空気・燃料噴射装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-232160   出願人:ヤマハ発動機株式会社
全件表示

前のページに戻る