特許
J-GLOBAL ID:200903069758705884

GPS受信機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 役 昌明 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-060596
公開番号(公開出願番号):特開2001-249174
出願日: 2000年03月06日
公開日(公表日): 2001年09月14日
要約:
【要約】【課題】 GPS受信機において、時刻予測の精度の劣化を防止する。【解決手段】 測位部103で、測位演算を行なう。カウンタ部104は、GPS受信機の停止中にも時刻をカウントする。誤差測定部105で、測位演算による正確な時刻を用いて、カウンタ部104の誤差を測定する。時刻データと誤差データを測定結果保存部106に保存する。誤差補正部107で、誤差データを用いてカウンタ部104の値を補正する。時刻予測精度評価部108で、誤差データを用いて補正した場合にどれだけ測位精度が劣化するか算出する。時刻予測部109で、補正データを用いて時刻を算出する。時刻設定部110では、時刻予測部109の結果で送信時刻を確定する情報を設定するが、測位精度の劣化が大きい場合は、時刻予測精度評価部108の指示に従って設定を中止する。
請求項(抜粋):
GPS衛星の信号を受信するGPSアンテナ部と、前記GPSアンテナ部で受信した信号を復調して航法メッセージを出力する検波部と、前記航法メッセージの送信時刻または後記時刻設定部の送信時刻データを利用して得たGPS衛星からの信号の伝搬時間と前記GPS衛星の位置とに基づいて測位演算を行なう測位部と、GPS受信機が停止中でも時刻をカウントするカウンタ部と、前記測位部で算出した時刻と前記カウンタ部のカウンタ値との誤差を測定する誤差測定部と、前記誤差測定部で得られた時刻データとカウンタ値と誤差データとを記憶する測定結果保存部と、前記測定結果保存部のデータに基づいて前記カウンタ部の誤差を補正する補正値を算出する誤差補正部と、前記補正値に基づいて現在時刻を予測する時刻予測部と、前記時刻予測部の予測結果に基づいて送信時刻を確定する時刻設定部とを具備するGPS受信機において、前記誤差測定部で得た情報で現在時刻を予測した場合に前記カウンタ部の誤差の影響が現在時刻確定にどの程度影響を与えるか評価する時刻予測精度評価部を設け、前記時刻設定部に、前記時刻予測精度評価部の結果に従って前記時刻予測部で予測した時刻による時刻確定を制限する手段を設けたことを特徴とするGPS受信機。
Fターム (6件):
5J062AA12 ,  5J062AA13 ,  5J062BB01 ,  5J062CC07 ,  5J062DD24 ,  5J062DD25

前のページに戻る