特許
J-GLOBAL ID:200903069760059094

6価クロム含有廃水の処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野間 忠夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-289743
公開番号(公開出願番号):特開平6-304578
出願日: 1993年10月27日
公開日(公表日): 1994年11月01日
要約:
【要約】【目的】 6価クロム含有廃水に還元剤として第一鉄塩水溶液を添加して6価クロムを3価クロムに還元処理する薬注制御を容易且つ確実に行う処理方法を提供する。【構成】 6価クロムを含有する廃水のpHを6〜12の範囲の任意値に調製してそのpH調製廃水のpHと必要に応じて酸化還元電位E1とを測定した後、該pH調製廃水に第一鉄塩水溶液を添加すると共に第一鉄塩添加量に見合った量のアルカリを添加してその第一鉄塩水溶液添加廃水のpHを6〜12の範囲内で前記pH調製したpHに対し±0.5以内の範囲に維持しつつ該第一鉄塩水溶液添加廃水の酸化還元電位E2を測定し、連続処理の場合には酸化還元電位の差(E1-E2)を+100〜-100mVの範囲に維持させ、バッチ処理の場合には第一鉄塩水溶液添加廃水の酸化還元電位E2の変化値の微分値が急変した時点で第一鉄塩水溶液の添加を停止する。
請求項(抜粋):
6価クロムを含有する廃水を連続で還元無害化処理するに際し、分離されたpH調製槽と還元処理槽との2槽から成る6価クロム含有廃水処理装置を使用し、pH調製槽内で6価クロム含有廃水に酸又はアルカリを添加してpHを6〜12の任意値に調製してそのpH調製廃水の酸化還元電位(E1)とpHとを測定した後に該pH調製廃水を還元処理槽へ送液し、該還元処理槽内で該pH調製廃水に第一鉄塩水溶液を添加すると共に第一鉄塩添加量に見合った量のアルカリを添加してその第一鉄塩水溶液添加廃水のpHを6〜12の範囲内で前記pH調製槽にて調製したpHに対し±0.5以内の範囲に維持しつつ該第一鉄塩水溶液添加廃水の酸化還元電位(E2)を測定し、前記pH調製槽と前記還元処理槽とにおける酸化還元電位の差(E1-E2)を+100〜-100mVの範囲に維持させることを特徴とする6価クロム含有廃水の処理方法。
IPC (3件):
C02F 1/70 CCW ,  C02F 1/70 ZAB ,  C02F 1/62 ZAB

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