特許
J-GLOBAL ID:200903069771877902

スペクトル拡散通信装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 浅見 保男 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-072775
公開番号(公開出願番号):特開2000-269933
出願日: 1999年03月17日
公開日(公表日): 2000年09月29日
要約:
【要約】【課題】 CDMA方式による可変データレート伝送の同期保持と同期検波が低Eb/N0で行なえるようにする。【解決手段】 処理利得が異なる3符号系列により伝送されたデータの並列復調をフィンガー部102,103,104で行なう場合は、最も電力の大きい到来波を割り当て、リファレンス信号生成と同期保持は処理利得が最も小さい1フィンガーで行ない、他のフィンガーはその同期タイミングとリファレンス信号を使用して周波数誤差推定値と処理利得から各フィンガーの同期タイミングとリファレンス信号を生成する。処理利得が同じ3符号系列により伝送されたデータの並列復調をフィンガー部102,103,104で行なう場合は、そのうちの1フィンガーで基準となる処理利得の周波数誤差とフィンガー部に割り当てられたデータの処理利得とを比較してリファレンス信号生成と同期保持を行なう。
請求項(抜粋):
入力データの速度や処理利得に応じて、複数の符号系列から一つの符号系列を識別できるような符号系列が割り当てられている符号チャンネルを、少なくとも1つ使用して出力データを生成し、送信された該出力データを受信するスペクトル拡散通信装置であって、前記符号系列に基づいて、データに割り当てられた符号系列と、既知のデータに割り当てられた符号系列とのうちの一つの符号系列を識別する逆符号変換部と、該逆符号変換部で識別された符号系列におけるデータ復調を行なう復調部と、前記逆符号変換部で識別された符号系列における既知のデータから送信信号に対する周波数誤差量を算出する周波数誤差推定部と、同期保持を行う同期保持部とを有する1つ以上のフィンガー部と、前記周波数誤差推定部において検出された周波数変動情報と、チャンネル情報とに応じて、前記フィンガー部の受信処理動作を制御する制御部とからなり、前記同期保持部において、基準となる処理利得で送信されたデータの同期を保持する場合は、前記周波数誤差推定部において、基準となる処理利得周期で算出した周波数誤差量に基づいて同期保持を行い、基準となる処理利得より小さい処理利得で送信されたデータの同期を保持する場合は、当該データの処理利得周期と基準となる処理利得周期でそれぞれ算出した周波数誤差量を比較し、当該データの処理利得周期で算出した周波数誤差量が大きい場合は、基準となる処理利得周期で算出した周波数誤差量に基づいて同期保持を行ない、当該データの処理利得周期で算出した周波数誤差量が小さい場合は、当該データの処理利得周期で算出した周波数誤差量に基づいて同期保持が行なわれるようにしたことを特徴とするスペクトル拡散通信装置。
Fターム (4件):
5K022EE02 ,  5K022EE32 ,  5K022EE35 ,  5K022EE36

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