特許
J-GLOBAL ID:200903069776795890

ICカード用電気コネクタ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤岡 徹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-106326
公開番号(公開出願番号):特開平7-296123
出願日: 1994年04月22日
公開日(公表日): 1995年11月10日
要約:
【要約】【目的】 ICカードの取出し時に一時的にイジェクタが突出して常時突出していることのないICカード用電気コネクタを提供することを目的とする。【構成】 イジェクタ10と、イジェクタを後方に付勢する弾性部材11と、イジェクタに取り付けられハウジングと係止して該イジェクタを所定位置に留める係止部材12と、カム機構とを備え、カム機構は第一カム面9Aと第二カム面9Bをもつカム部9と、カム従動部6Bをもつ介入部材6とを有し、係止部材の係止解除時にイジェクタが後退した際に、介入部材はイジェクタとイジェクトバーとの間で拡げられた空間へ介入可能に付勢されており、カム従動部は上記第一カム面を乗り越えるように変位する弾性部6Aに設けられており、ICカードの挿入時にイジェクトバーから後方に押し戻された際には、カム従動部が第二カム面と係合して、介入部材の一端が上記空間から脱出するようになっている。
請求項(抜粋):
ハウジングにICカード挿入用のスロットが形成され、該スロット内にICカードの前部を受け入れ該ICカードの挿入方向の前端面に当接する当接部を有するプレートが上記スロット内で前後に移動可能に設けられ、該プレートには支点にてICカードの面と平行な面で回動自在に挺子状のイジェクトレバーが接続され、該イジェクトレバーの一端側が作用点としてプレートに係合し他端側が上記スロットの側方に形成された操作開孔内に突出し、外部から操作可能な押釦状のイジェクタからの押圧力を受ける前後移動の可能なイジェクトバーによって上記イジェクトレバーの力点としての他端部を押圧する離脱機構を上記操作開孔内に有しているICカード用電気コネクタにおいて、上記離脱機構はイジェクタと、ハウジングの一部とイジェクタとに係合して該イジェクタを後方に付勢する弾性部材と、イジェクタに取り付けられ外部からの操作により解除自在にハウジングと係止して上記弾性部材の付勢力に抗して該イジェクタを所定位置に留める係止部材と、上記イジェクタとイジェクトバーとの間に設けられたカム機構とを備え、該カム機構はハウジングの内壁面に第一カム面と第二カム面をもつカム部と、カム部と協働するカム従動部をもつ介入部材とを有し、上記係止部材のハウジングへの係止が解除されてイジェクタが後方に移動した際に、上記介入部材はイジェクタとイジェクトバーとの間で前後方向に拡げられた空間へ介入可能に付勢されており、上記カム従動部は、上記空間内にて介入部材がイジェクタへの押圧力をイジェクトバーに伝達しながら前進する際に、カム従動部が上記第一カム面を乗り越えるように変位する弾性部に設けられており、ICカードの挿入時にイジェクトバーから後方に押し戻された際には、カム従動部が第二カム面と係合して、介入部材の少なくとも一端が該介入部材の付勢力に抗して上記空間から脱出するようになっていることを特徴とするICカード用電気コネクタ。
IPC (4件):
G06K 17/00 ,  B42D 15/10 521 ,  H01R 13/633 ,  H01R 23/68 301

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