特許
J-GLOBAL ID:200903069782332797

車両のスタビライザー装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山川 政樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-345979
公開番号(公開出願番号):特開平7-186683
出願日: 1993年12月24日
公開日(公表日): 1995年07月25日
要約:
【要約】【目的】 トーションバーの反力により車体に衝撃が加えられるのを防ぐ。【構成】 トーションバーの両端と車輪側の間に油圧シリンダ24を介装する。この油圧シリンダ24の下部オイル室30を、流れ方向が油圧シリンダ側の逆止弁33、リリーフ弁34を介してザーブタンク32に連通させる。リリーフ弁34の弁体の開方向側端面を絞り付きオイル通路を介して下部オイル室30に連通した。車輪の車体に対する上下速度が比較的速いときは、油圧シリンダ24が縮む関係からトーションバーは捻りが生じなくなる。このため、トーションバーの反力が車体に加えられなくなる。
請求項(抜粋):
左右の車輪をそれぞれ懸架する懸架装置の車輪側に、車体に回動自在に支持されたトーションバーの両端が枢着された車両のスタビライザー装置において、前記トーションバーの両端と左右の懸架装置との連結部に、ピストンロッドに固着された絞り付きピストンがシリンダ本体に嵌挿されてなる油圧シリンダを、懸架装置とトーションバーの一方にそのシリンダ本体を連結すると共に他方にピストンロッドを連結して介装し、この油圧シリンダにおける縮んだときに圧縮側となる方のオイル室を、高圧ガスによって付勢されたフリーピストンによりオイル室が圧縮されるリザーブタンクに逆止弁およびリリーフ弁を介して連通させてなり、前記逆止弁を油圧シリンダ側へのみオイルが流れるように接続し、前記リリーフ弁を、主オイル通路が形成されたバルブボディに弁体をその軸線方向に沿って移動自在に嵌挿させかつばねによって閉側へ付勢させて形成し、この弁体の開方向側端面を絞り付きオイル通路を介して前記油圧シリンダのオイル室に連通させたことを特徴とする車両のスタビライザー装置。

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