特許
J-GLOBAL ID:200903069789763580

安全開口部を備えた火工式ガス発生器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宇井 正一 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-130271
公開番号(公開出願番号):特開平6-278565
出願日: 1993年06月01日
公開日(公表日): 1994年10月04日
要約:
【要約】【目的】 偶発的に過剰圧力が発生した場合にこれを安全に逃がす安全開口部を備えた自動車の乗員保護用の膨張式クッション用のガス発生器を提供すること。【構成】 発生器(1)は、一端がカバー(2)で閉じられ他端には開口部(4)がある一体の回転する中空本体を具備する。点火装置(26)を支持する閉止リング(27)が開口部(4)に導入される。該閉止リング(27)は傾斜したリム(36)を有し、その外側表面(37)は丸くされている。開口部(4)の端部(39)は前記外側表面の上に回り込んでいる。もし、発生器内部の圧力が予め決められた値を超えた場合には、開口部(4)の端部(39)が開きリング(27)は自動車の乗員とは反対の方向に放出される。このように本発明は発生器の爆発のどんな危険性も防ぐことを提供する。
請求項(抜粋):
特に、カバー(2)と、該カバーと反対側の端部に開口部(4)を有する横壁(3)とによって構成される回転する中空本体を具備する火工式ガス発生器(1)であって、前記本体が中空本体の内部と外部に連通して配置された孔(9)を備え、少なくとも1個のガスを発生する火工裝薬(25)と、横壁(3)によって提供される開口部(4)に導入される閉止リング(27)によって支持される点火装置(26)とを有していて、前記閉止リング(27)が、傾斜したリム(36)を有し、その外側表面(37)が斜めになっていることと、前記開口部(4)を囲んでいる横壁(3)の端部(39)が閉止リングの傾斜したリム(36)の前記外側表面(37)の上に回り込んでいて予め決められた限界圧力以上になると開くことができるようにされていることとを特徴とする火工式ガス発生器(1)。

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