特許
J-GLOBAL ID:200903069791063618

系統連系用インバータの制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-182654
公開番号(公開出願番号):特開平7-039086
出願日: 1993年07月23日
公開日(公表日): 1995年02月07日
要約:
【要約】【目的】交流系統との連系が途絶えた場合にも、インバータ単独で負荷に電力を供給し続けることのできる制御装置を得ることにある。【構成】有効電流信号を有効電流基準信号に等しくするよう制御すると共に無効電流信号を無効電流基準信号に等しくするよう制御してインバータ10の出力電圧基準信号を出力する電流制御回路105 、周波数基準信号と周波数信号との偏差が一定のレベル以上になった場合にのみ偏差分を出力し、偏差分から周波数補正信号を出力する回路131 、電圧振幅基準信号と電圧振幅信号との偏差が一定のレベル以上になった場合にのみ偏差分を出力し、偏差分から電圧振幅補正信号を出力する回路132 、有効電流基準信号と電圧振幅補正信号とを加算し有効電流補正基準信号として105 に出力し、かつ無効電流基準信号と周波数補正信号とを加算し無効電流補正基準信号として105 に出力する回路110 を具備したもの。
請求項(抜粋):
交流系統から連系遮断器を介して負荷に交流電圧を供給し、また前記交流系統に連系され、直流電源からの直流電力を交流電力に変換して前記負荷および前記交流系統に有効電力あるいは無効電力を授受する系統連系用インバータにおいて、有効電流基準信号及び無効電流基準信号を発生する有効無効電流基準発生手段と、前記インバータの出力電流の有効電流成分および無効電流成分を各々有効電流信号および無効電流信号として出力する有効無効電流検出手段と、前記交流電圧の位相を検出し位相信号として出力する位相検出手段と、前記有効電流信号を前記有効電流基準信号に等しくするよう制御すると共に無効電流信号を無効電流基準信号に等しくするよう制御して前記インバータの出力電圧基準信号を出力する電流制御手段と、前記インバータ出力の基準信号と前記位相信号により前記インバータの出力電圧を制御するゲート制御手段と、前記交流電圧の周波数を検出し周波数信号として出力する周波数検出手段と、前記交流電圧の振幅を検出し電圧振幅信号として出力する電圧振幅検出手段と、周波数基準信号を出力する周波数基準発生手段と、電圧振幅基準信号を出力する電圧振幅基準発生手段と、前記周波数基準信号と前記周波数信号との偏差が一定のレベル以上になった場合にのみ偏差分を出力する不感帯域をもち、かつ、該偏差分から周波数補正信号を出力する不感帯域付き周波数補正演算手段と、前記電圧振幅基準信号と前記電圧振幅信号との偏差が一定のレベル以上になった場合にのみ偏差分を出力する不感帯域をもち、かつ、該偏差分から電圧振幅補正信号を出力する不感帯域付き電圧振幅補正演算手段と、前記有効電流基準信号と前記電圧振幅補正信号とを加算し有効電流補正基準信号として前記電流制御手段に出力すると共に、前記無効電流基準信号と前記周波数補正信号とを加算し無効電流補正基準信号として前記電流制御手段に出力する加算手段と、を具備したことを特徴とする系統連系用インバータの制御装置。
IPC (3件):
H02J 9/06 504 ,  H02J 3/38 ,  H02M 7/48

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