特許
J-GLOBAL ID:200903069794530845

エレベーターの走行性能診断装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 武 顕次郎 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-120301
公開番号(公開出願番号):特開平7-323972
出願日: 1994年06月01日
公開日(公表日): 1995年12月12日
要約:
【要約】【目的】 判定値を容易に設定することができ、走行性能の診断精度を向上することができるエレベーターの走行性能診断装置を提供すること。【構成】 監視センタCで設定された診断運転実施時刻になると診断運転指令部11の指令で診断運転を行い、加速時間、定常速度、定常速度変動、減速時間の計測を計測部9で行い、これらを初期値として初期値記憶部15に記憶する。次の診断運転実施時には各計測値がそれぞれに対する判定値記憶部10に格納された下限判定値から上限判定値の範囲内であるか否か比較判定部13により比較判定し、範囲外であれば異常を記憶する。範囲内であるときでも比較判定部13により計測値と初期値との差が偏差判定値より大きいか否か判定し、大きい場合には異常を記憶する。
請求項(抜粋):
エレベーターの走行データを採取し、当該エレベーターの機種に対して定められた走行データ判定値と比較して異常の有無を判断し、判断結果を遠隔の監視センタが収集するエレベーターの走行性能診断装置において、走行性能が調整された状態の前記エレベーターの走行データを初期値として採取し当該初期値を初期値記憶部に格納する初期値処理手段と、前記初期値記憶部に格納された走行データを中心とした走行データの許容範囲を定める偏差判定値と前記走行データ判定値とを格納する判定値記憶部と、走行データを採取しこれを対応する前記走行データ判定値と比較し、当該走行データが走行データ判定値を超えているとき異常と判定する第1の判定手段と、この第1の判定手段により異常と判定されないとき当該走行データと前記初期値との差と前記偏差判定値とを比較し当該差の値が当該偏差判定値を超えているとき異常と判定する第2の判定手段とを設けたことを特徴とするエレベーターの走行性能診断装置。
IPC (2件):
B66B 5/00 ,  B66B 5/06

前のページに戻る