特許
J-GLOBAL ID:200903069806245297

潜没型ポンプ装置及びその状態監視方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高崎 芳紘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-106842
公開番号(公開出願番号):特開2000-297786
出願日: 1999年04月14日
公開日(公表日): 2000年10月24日
要約:
【要約】【課題】 液化ガス用ポンプ装置のような潜没型ポンプ装置について、その状態監視のためのコストを低減できるようにする。【解決手段】 潜没型ポンプ装置は、定常運転時に機能する自液潤滑の静圧軸受(上静圧軸受5E、中静圧軸受5Fおよび下静圧軸受5G)と起動時および停止時に機能する玉軸受(上玉軸受5H、中玉軸受5I)とにより支持された回転軸5Aを有し、この回転軸が垂直状態になるようにして揚液対象の液体中に潜没させて用いられる。そして各軸受の摩耗状態を回転軸のラジアル方向の変位やスラスト方向の変位に基づいて監視するようにされている。そのための状態監視系は、回転軸に設けたターゲット部5Tとこれを検出する検出手段5Nを備える。そのターゲット部は、回転軸のラジアル方向変位による変化成分とスラスト方向変位による変化成分をともに含む構造とされている。したがって一つの検出手段だけで、回転軸のラジアル方向変位とスラスト方向変位の何れも検出することができ、検出手段に関してコストを低減することが可能となる。
請求項(抜粋):
定常運転時に機能する自液潤滑の静圧軸受と起動時および停止時に機能する玉軸受とにより支持された回転軸を有し、この回転軸が垂直状態になるようにして揚液対象の液体中に潜没させて用いられ、前記静圧軸受の摩耗状態を前記回転軸のラジアル方向の変位に基づいて監視すると共に、前記玉軸受の摩耗状態を前記回転軸のスラスト方向の変位に基づいて監視するようにされている潜没型ポンプ装置において、前記回転軸のラジアル方向変位による変化成分とスラスト方向変位による変化成分をともに含むターゲット部を前記回転軸に設けると共に、このターゲット部を検出して前記ラジアル方向変位による変化成分とスラスト方向変位による変化成分のそれぞれを検出することのできる検出手段を設けたことを特徴とする潜没型ポンプ装置。
IPC (3件):
F04D 29/04 ,  F04D 7/02 ,  F04D 13/08
FI (4件):
F04D 29/04 Q ,  F04D 29/04 K ,  F04D 7/02 A ,  F04D 13/08 H
Fターム (9件):
3H022AA01 ,  3H022BA06 ,  3H022CA12 ,  3H022CA14 ,  3H022CA15 ,  3H022CA17 ,  3H022CA20 ,  3H022CA46 ,  3H022DA09
引用特許:
審査官引用 (2件)

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