特許
J-GLOBAL ID:200903069820236322

ラジエータキャップの安全機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-386323
公開番号(公開出願番号):特開2002-188444
出願日: 2000年12月20日
公開日(公表日): 2002年07月05日
要約:
【要約】【課題】 ラジエータ1中の冷却水が熱い時には、ラジエータキャップ5を容易に開けることができないようにする。【解決手段】 樹脂製のアッパータンク3の天井部に形成された嵌合溝内に嵌め込まれる安全ピン9によって、ラジエータキャップ5の開く方向への回転を規制するようにしている。そして、安全ピン9を、樹脂製のアッパータンク3よりも線膨張係数の大きい樹脂で形成することにより、ラジエータ1のアッパータンク3内の冷却水が冷たい時には、安全ピン9を嵌合溝より容易に引き抜くことができる。また、ラジエータ1のアッパータンク3内の冷却水が熱い時には、安全ピン9の嵌合部の熱膨張によって安全ピン9の嵌合部が嵌合溝に強固に嵌合して容易に引き抜けない。これにより、ラジエータ1のアッパータンク3内の冷却水が熱い時に、アッパータンク3の補給管25から熱湯が吹き出す恐れはない。
請求項(抜粋):
(a)エンジンの冷却水を冷却するラジエータと、(b)このラジエータ内に冷却水を補給するための注水口部、およびこの注水口部の近傍に嵌合溝を設けたアッパータンクと、(c)前記注水口部に締め付け固定されるラジエータキャップと、(d)前記嵌合溝内に着脱自在に嵌め込まれて、前記ラジエータキャップの開く方向への回転を規制するための安全ピンとを備えたラジエータキャップの安全機構。

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