特許
J-GLOBAL ID:200903069829996729

難燃性被覆断熱管、それに用いる断熱被覆管およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長門 侃二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-176682
公開番号(公開出願番号):特開平5-196196
出願日: 1992年07月03日
公開日(公表日): 1993年08月06日
要約:
【要約】【構成】 この難燃性被覆管は、管体1と、前記管体1の外周面を被覆するシリコーン系発泡体の断熱スポンジ層2aと、前記断熱スポンジ層2aの外周面を被覆するシリコーン系非発泡体のシース層から成る。また断熱被覆管は、900〜5000MHzのマイクロ波照射で発泡硬化する発泡性シリコーン系組成物を内層とし、加熱硬化する非発泡性シリコーン系組成物を外層とする積層構造の樹脂管に、マイクロ波照射と加熱処理を順次施して製造される。【効果】 断熱スポンジ層およびシース層がそれぞれシリコーン系発泡体およびシリコーン系非発泡体から成るので、断熱スポンジ層およびシース層の延焼や溶融滴下は起こらない。そして、シース層はシリコーン系非発泡体で形成されているのでその吸湿能は小さい。したがって、断熱スポンジ層への吸湿はこのシース層で抑制されるため、断熱スポンジ層の断熱効率は低下せず、全体として高度の断熱性が確保される。また、断熱被覆管は寸法安定性に富む。
請求項(抜粋):
管体と、前記管体の外周面を被覆するシリコーン系発泡体の断熱スポンジ層と、前記断熱スポンジ層の外周面を被覆するシリコーン系非発泡体のシース層とから成ることを特徴とする難燃性被覆断熱管。
IPC (4件):
F16L 59/147 ,  B32B 1/08 ,  B32B 5/18 ,  C08L 83/04 LRR

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