特許
J-GLOBAL ID:200903069837777319

CDMA復調装置および方法ならびにCDMA移動通信システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田澤 博昭 (外1名)
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP1999000939
公開番号(公開出願番号):WO2000-052862
出願日: 1999年02月26日
公開日(公表日): 2000年09月08日
要約:
【要約】CDMA移動通信システムにおいて、移動局は、呼接続要求が発生すると、ランダムアクセスによりCDMAバースト信号を基地局に送信する。基地局は、CDMAバースト信号と参照符号との相関値に基づいて、逆拡散タイミングを検出する。また、基地局は、CDMAバースト信号をタイミングを検出するのに要する時間に等しい遅延時間にわたって遅延させる。逆拡散タイミングが検出されると、基地局は、CDMAバースト信号のうち半分から末尾までの後半部分を逆拡散するとともに、当該逆拡散と並列に、遅延を受けたCDMAバースト信号のうち先頭から半分までの前半部分を逆拡散する。これにより、CDMAバースト信号を先頭から末尾まで順次逆拡散する場合に比べて、復調時間の短縮化を図ることができる。
請求項(抜粋):
ランダムアクセスにより送信された通信制御データを含むCDMA(Code Division Multiple Access)バースト信号を復調するためのCDMA復調装置であって、 上記CDMAバースト信号と参照符号との相関値に基づいて、上記CDMAバースト信号の逆拡散タイミングを検出するタイミング検出手段と、 少なくともこのタイミング検出手段において逆拡散タイミングを検出するのに要するタイミング検出時間にわたって、上記CDMAバースト信号を遅延させる遅延手段と、 上記タイミング検出手段により検出された逆拡散タイミングに従って、上記遅延手段による遅延を受けていないCDMAバースト信号のうち少なくとも上記タイミング検出時間経過以降を先頭とする後半部分を逆拡散し、後半復調信号を作成する第1逆拡散手段と、 この第1逆拡散手段による逆拡散と並列に、上記タイミング検出手段により検出された逆拡散タイミングに従って、上記遅延手段により遅延されたCDMAバースト信号のうち当該CDMAバースト信号の先頭から上記後半部分の先頭までの前半部分を逆拡散し、前半復調信号を作成する第2逆拡散手段と、 この第2逆拡散手段により作成される前半復調信号を選択し、当該選択終了に応答して上記第1逆拡散手段により作成される後半復調信号を上記前半復調信号に連続させて選択することにより、CDMAバースト信号全体に対応する復調信号を得る復元手段とを含むことを特徴とするCDMA復調装置。
IPC (1件):
H04J 13/00

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