特許
J-GLOBAL ID:200903069845505999

自動分析装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野口 繁雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-108937
公開番号(公開出願番号):特開平5-281242
出願日: 1992年03月31日
公開日(公表日): 1993年10月29日
要約:
【要約】【目的】 試薬切れを起こした場合に試薬を補充すると、その試薬のブランク測定などが自動的に起動されるようにする。【構成】 液面検出センサ1で検出された試薬量が前回の試薬量より増加しているときに残留試薬量比較判定部3で試薬が補充されたものと判定される。分析指示部5は分析実施条件メモリ4に登録された試薬ブランク測定及び/又は濃度変換係数算出のための標準試料測定の実施条件に従って、被検試料の分析前又は分析途中に試薬ブランク測定及び/又は標準試料測定の実行を指示する。試薬ブランク値・濃度変換係数メモリ6に記憶されている試薬ブランク値及び濃度変換係数は試薬ブランク測定及び/又は標準試料測定の実施に伴なって最新のものに更新され、濃度演算部7は試薬ブランク値・濃度変換係数メモリ6の試薬ブランク値及び濃度変換係数を用いて被検試料の濃度を算出する。
請求項(抜粋):
試薬分注ノズルを分析試薬容器に挿入して分析試薬液面の位置を検出し、その測定試薬容器内の試薬量を算出するピックアップ式試薬分注器を備えた自動分析装置において、試薬分注動作ごとに試薬量を記憶する残留試薬管理部と、今回検出された試薬量を前記残留試薬管理部に記憶されているその試薬の前回の試薬量と比較し、今回の試薬量が前回の試薬量より増加しているときに試薬が補充されたものと判定する残留試薬量比較判定部と、試薬ブランク測定及び/又は濃度変換係数算出のための標準試料測定の実施条件を記憶している分析実施条件メモリと、前記残留試薬量比較判定部から試薬補充を表わす出力を得て被検試料の分析前又は分析途中に試薬ブランク測定及び/又は標準試料測定の実行を指示する分析指示部と、試薬ブランク値及び濃度変換係数を記憶するとともに、その記憶値が試薬ブランク測定及び/又は標準試料測定の実施に伴なって最新のものに更新される試薬ブランク値・濃度変換係数メモリと、試薬ブランク値・濃度変換係数メモリの試薬ブランク値及び濃度変換係数を用いて被検試料の濃度を算出する濃度演算部とを備えたことを特徴とする自動分析装置。

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