特許
J-GLOBAL ID:200903069847805094
ポリヌクレオチドの分析方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
高橋 勝利
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-194233
公開番号(公開出願番号):特開2004-097209
出願日: 2003年07月09日
公開日(公表日): 2004年04月02日
要約:
【課題】標準とする塩基配列とはある一塩基が異なる塩基配列を有するポリヌクレオチドを、微少な試料量で、迅速に精度良く検出する方法を提供すること。【解決手段】標準とする塩基配列を有するポリヌクレオチド(A)と、該標準とする塩基配列とはある一塩基が異なる塩基配列を有するポリヌクレオチド(B)とが、非選択的にプローブ化合物に結合する条件で、被検ポリヌクレオチドを短時間でプローブに結合させ、これらが脱離する際の脱離量を測定することにより、迅速に、かつ精度良く一塩基多型や一塩基突然変異を検出できる。また、被検ポリヌクレオチドをプローブ化合物が固定された微小な表面に接触させるだけで分析が可能であり、分析に必要な試料量が微少量でよく、多数の測定を同時に行う場合にも試料量が少なくてよい。【選択図】 なし
請求項(抜粋):
一種以上の被検ポリヌクレオチドから、標準とする塩基配列とはある一塩基が異なる塩基配列を有するポリヌクレオチドの有無や量を検出するポリヌクレオチドの分析方法であって、
(1)前記標準とする塩基配列と相補的な塩基配列を有するか、あるいは標準とする塩基配列と相補的な塩基配列とは、前記ある一塩基と対を成す塩基以外の塩基が1〜4塩基異なるプローブ化合物が固定された固相に、標準とする塩基配列を有するポリヌクレオチド(A)と、前記標準とする塩基配列とはある一塩基が異なる塩基配列を有するポリヌクレオチド(B)の両者が、非選択的にハイブリダイゼーションにより結合する条件で、被検ポリヌクレオチドを含有する検体溶液を接触させて、前記検体溶液中の被検ポリヌクレオチドをハイブリダイゼーションにより前記プローブ化合物に結合させる工程、
(2)前記ポリヌクレオチド(A)と前記ポリヌクレオチド(B)とが共に可溶な液体中で、前記結合の平衡定数を減少させて、前記プローブ化合物から前記被検ポリヌクレオチドを脱離させる工程、
(3)前記プローブ化合物に結合した前記被検ポリヌクレオチドの残存量を測定する工程
を有することを特徴とするポリヌクレオチドの分析方法。
IPC (4件):
C12Q1/68
, G01N33/53
, G01N33/566
, G01N37/00
FI (5件):
C12Q1/68 A
, G01N33/53 M
, G01N33/566
, G01N37/00 102
, C12N15/00 A
Fターム (20件):
4B024AA11
, 4B024CA04
, 4B024CA05
, 4B024CA06
, 4B024CA09
, 4B024HA12
, 4B024HA14
, 4B063QA01
, 4B063QA12
, 4B063QA18
, 4B063QQ42
, 4B063QR32
, 4B063QR41
, 4B063QR55
, 4B063QR66
, 4B063QR82
, 4B063QS25
, 4B063QS34
, 4B063QS39
, 4B063QX02
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