特許
J-GLOBAL ID:200903069864041685

高けい素鋼板の靭性改善方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-072371
公開番号(公開出願番号):特開平7-278868
出願日: 1994年04月12日
公開日(公表日): 1995年10月24日
要約:
【要約】【目的】 高けい素鋼板に生じおすい粒内劈開割れとか粒界割れ等の微小な亀裂の伝播に起因する折損事故を防止し、且つ応力集中部における靭性を高めて強度向上と装置の小型化及び高効率化をはかることができる高けい素鋼板を提供することを目的とする。【構成】 高けい素鋼板を所定の形状に打抜き加工を施して得られた板材3の上記打抜き加工による切断面2を全面的に被覆する位置に、電解メッキ法により該高けい素鋼板よりも塑性変形態が大きく、靭性に富む鉄メッキ層4を形成した靭性改善方法を提供する。電解メッキ法に用いる鉄メッキ浴として、塩化鉄(FeCl2・4H2O)と塩化カルシウム(CaCl2)で構成された塩化物浴を採用し、この鉄メッキ浴の温度を85(°C)以上、pHを1.2〜1.8、電流密度を2〜8(A/dm2)とする。
請求項(抜粋):
鉄にシリコンを高度に添加して合金化した高けい素鋼板を適宜な切断加工法に基づいて所定の形状に打抜き加工を施し、得られた板材の上記打抜き加工による切断面を全面的に被覆する位置に、電解メッキ法により該高けい素鋼板よりも塑性変形態が大きく、靭性に富む鉄メッキ層を形成したことを特徴とする高けい素鋼板の靭性改善方法。
IPC (2件):
C25D 3/20 ,  C25D 7/00

前のページに戻る