特許
J-GLOBAL ID:200903069864627574

圧電素子の液圧拡大アクチュエ-タ-

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-174387
公開番号(公開出願番号):特開2000-154802
出願日: 1999年06月21日
公開日(公表日): 2000年06月06日
要約:
【要約】【目的】 圧電素子の変位量を、本液圧拡大アクチュエーターにより拡大した作動量を得る。【構成】 第一圧力室5と、これに比して小なる横内断面積の第二圧力室9を連結管10で連通し、液体16を封入し、圧電素子29aの変位でピストン2を押し第一圧力室5を縮小し、液体16を第二圧力室9に流入させてピストンロッド7を拡大した往作動させる。圧電素子29bの変位をコネクター22で伝達して第一圧力室5を拡張し、第二圧力室9の液体16を吸引しピストンロッド7を復作動させる。第一圧力室5と同一形状の第三圧力室23に補正管20を固着し液体16を封入した温度補正装置23を備え、連結管10に設けた調整バルブ14a、14bで液体16の流量を制御し、ピストンロッド7の往復作動速さを調節し、ボリュウム30a、30bでピストンロッド7の任意の作動量を得る。
請求項(抜粋):
a)伸縮自在な第一圧力室の横内断面積、或いは、有効面積に対し、小なる横内断面積、或いは、有効面積の伸縮自在な第二圧力室とを連結管を固着して連通し、液体を封入して構成する装置の前記第一圧力室をフレームに固着し、該フレーム内を滑動できるホルダーに固着した往作動用の圧電素子の変位により断熱材を介して前記第一圧力室を縮小し、液体を前記第二圧力室に圧送して、前記第二圧力室を構成するピストンロッドを拡大した往作動をさせる手段を有する液圧拡大アクチュエーターであって、b)前記ピストンロッドを復作動させる戻し手段が、前記ホルダーに固着した復作動用の圧電素子の変位を断熱材を介して、コネクターで伝達して前記第一圧力室を拡張させ、前記第二圧力室内の液体を吸引して縮小する、c)前記ピストンロッドの位置の保持手段が、ボリュウムの調整により、前記往作動用の圧電素子と前記復作動用の圧電素子とで、前記第一圧力室を押える、d)前記ピストンロッドの位置の保持手段と併せて戻し手段が、スプリング或いはベローズにより、前記往作動用の圧電素子の変位に前記第一圧力室を断熱材を介して追随させる、e)前記ピストンロッドを復作動させる戻し手段と位置の保持手段が、重りによる、f)前記b)からe)に記した手段のいずれか一手段、または、複合した手段を有し、g)前記フレームと前記ホルダーとに固着し、前記第一圧力室と同一形状の第三圧力室に補正管を固着し液体を封入してなる温度補正装置を備え、h)前記フレームは複数の梁と複数の側面体とで構成され、複数の梁に複数のベアリングを固着し、前記ホルダーは複数の板を、前記ベアリングに挿入した複数本のシャフトに固着し、梁と板とは交互に配置し、前記ホルダーは前記フレームを基体として滑動でき、第一圧力室と第三圧力室とを直列に取り付ける形体か、i)或いは、前記フレームは二個の梁と複数の側面体とで構成される長方形箱で、側面体の内側に複数のベアリングを固着し、矩形桝の側面に複数の板を設け、前記ベアリングに挿入した複数本のシャフトに固着した構造で、前記ホルダーは前記フレームを基体として滑動でき、第一圧力室と第三圧力室とを並列に取り付ける形体であり、j)前記連結管に設けた調整バルブにより、前記ピストンロッドの往作動、復作動の速さを調節することができ、k)前記ボリュウムの調整により前記圧電素子の変位量を調節して、ピストンロッドの作動量を任意に設定できることを特徴とする圧電素子の液圧拡大アクチュエーター。
IPC (3件):
F15B 7/00 ,  H01L 41/083 ,  H02N 2/00
FI (3件):
F15B 7/00 Z ,  H02N 2/00 B ,  H01L 41/08 N
Fターム (8件):
3H086DA02 ,  3H086DA12 ,  3H086DB01 ,  3H086DB05 ,  3H086DB14 ,  3H086DB15 ,  3H086DC06 ,  3H086DC07

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