特許
J-GLOBAL ID:200903069866319796
ミシンにおけるパルスモータ駆動制御装置及び方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
飯塚 義仁
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-213248
公開番号(公開出願番号):特開平6-038596
出願日: 1992年07月20日
公開日(公表日): 1994年02月10日
要約:
【要約】【目的】 ミシンの駆動機構で使用するパルスモータの可及的高速及び高トルク運転を行うことができるようにする。【構成】 パルスモータの負荷の増減変動傾向及びと現在の指令位置に対する実際のモータ位置の遅れ又は進み状態をパラメータとして、指令パルスの速度を増速制御する。例えば、現在の指令位置に対する実際のモータ回転位置の遅れが最大トルクを生じる遅れ量であるとき、負荷が増加傾向にあるならば増速を行わず、他方、減少傾向にあるならば増速を行うように制御する。これにより、負荷増減変動傾向に応じて効率的に増速制御を行うことができ、高速運転が可能となる。また、指令位置と実際位置とのずれが、最大トルクを生じる所定の位置ずれよりも小さくなるほど増速率を高めるよう制御すれば、常に最大トルクを生じる遅れに近い遅れを指向するように制御でき、高トルク運転と高速運転が行える。
請求項(抜粋):
指令位置に対応する指令パルス列を所定の速度パターンで発生する指令パルス発生手段と、この指令パルス列に従ってパルスモータを駆動するドライバ手段とを具備するミシンにおけるパルスモータ駆動制御装置において、前記パルスモータの回転位置を検出する位置検出手段と、前記パルスモータの駆動力に対する該モータ回転軸の相対的な負荷が増加する傾向にあるか、若しくは減少する傾向にあるかを検出するための負荷変動傾向検出手段と、前記位置検出手段と前記負荷変動傾向検出手段の出力に応答して、前記負荷の増減変動傾向と、現在の指令位置に対する実際の位置の遅れ又は進み状態とをパラメータとして、前記指令パルス列のパルス発生速度を増速するための速度調整データを発生するパルス速度調整手段とを具え、前記速度調整データによって前記指令パルス発生手段から発生する前記指令パルス列のパルス発生速度を制御するようにしたことを特徴とするミシンにおけるパルスモータ駆動制御装置。
IPC (3件):
H02P 8/00 303
, H02P 8/00 304
, D05B 69/12
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