特許
J-GLOBAL ID:200903069881702547

DC/DC電圧変換装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大貫 進介 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-261379
公開番号(公開出願番号):特開平5-076167
出願日: 1991年09月13日
公開日(公表日): 1993年03月26日
要約:
【要約】【目的】 初期動作期間中において平滑回路側から昇圧回路側への電流の逆流を防止することができるDC/DC電圧変換器の提供。【構成】 直流電源電圧Vddを昇圧するDC/DC電圧変換装置が:初期動作期間中パルス幅が徐々に大きくなっていくソフトスタートパルス信号P1と;スイッチング素子34が導通/遮断を交互に繰り返すことによりインダクタ素子32が電源電圧より高い昇圧電圧を出力する昇圧回路30と;昇圧回路と出力端子58との間にあり整流素子46とスイッチング素子44とを有するゲート回路40と;初期動作期間中にゲート回路のスイッチング素子を遮断し、かつ、安定動作中にスイッチング素子を介して昇圧回路側から出力端子側へと電流を流すように制御するステップアップ回路70と;から構成される。
請求項(抜粋):
直流の電源電圧を受け、それを昇圧して得た出力電圧を出力端子に出力するDC/DC電圧変換装置であって:初期動作期間中出力パルス幅が徐々に大きくなっていくようにしたソフトスタートパルス信号を出力する、ソフトスタート回路と;前記出力電圧に帰還的に応答してパルス幅を変化させた変調パルス信号を出力する、パルス幅制御回路と;前記電源電圧に接続されたインダクタ素子と、それに直列に接続されかつ前記ソフトスタート回路および前記パルス幅制御回路に結合されたスイッチング素子とを有し、該スイッチング素子が導通および遮断を交互に繰り返すことによって前記電源電圧より高い昇圧電圧を出力する昇圧回路であり、前記スイッチング素子は、初期動作期間中は前記ソフトスタートパルス信号により導通時間が徐々に長くなっていき当該DC/DC電圧変換装置をソフトスタートさせ、一方安定動作時には前記変調パルス信号により導通時間が制御されて所定の昇圧電圧をもたらすことを特徴とする昇圧回路と;該昇圧回路の出力と前記出力端子との間において、並列接続された整流素子とスイッチング素子とを有するゲート回路と;該ゲート回路に接続され、初期動作期間中において前記ゲート回路のスイッチング素子を遮断し、かつ、安定動作中には前記ゲート回路の前記スイッチング素子を介して前記昇圧回路側から前記出力端子側へと電流を流すように制御するステップアップ回路と;から構成され、初期動作期間中には前記出力端子側から前記昇圧回路側への電流逆流を阻止し、一方、安定動作中には前記昇圧回路から前記出力端子側へと効率よく電流を通過させることを特徴とするDC/DC電圧変換装置。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭51-086721

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