特許
J-GLOBAL ID:200903069894271537

ディジタル位相同期回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田澤 博昭 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-228537
公開番号(公開出願番号):特開平10-242954
出願日: 1997年08月25日
公開日(公表日): 1998年09月11日
要約:
【要約】【課題】 データ信号の位相遅れが同期回路の可変遅延限界を超えると、伝送されたデータ信号を誤りなく再生することができなくなる。【解決手段】 2系統の同期回路18a,18bの片系がデータ信号1の遅れで同期クロック17a,17bの遅延限界に近づいたことを検出すると、他系において片系の同期クロックより進んだ位相に同期した他系の同期クロックに切り換え、また、片系がデータ信号の進みで同期クロックの進み限界に近づいたことを検出すると、他系において片系の同期クロックより遅れた位相に同期した他系の同期クロックに切り換えてデータ信号に同期をとるようにし、同期をとった識別クロック11でデータ信号を再生する。
請求項(抜粋):
クロック源から供給されるシステムクロックを遅延した第2の同期クロックに同期するか、入力されたデータ信号に同期するかを選択して、選択した信号に同期した第1の同期クロックを出力する第1の同期回路と、前記システムクロックを遅延した前記第1の同期クロックに同期するか、前記データ信号に同期するかを選択して、選択した信号に同期した前記第2の同期クロックを出力する第2の同期回路と、前記第1の同期回路が前記データ信号に同期しているなら前記第1の同期回路が出力する第1の同期クロックを選択し、前記第2の同期回路が前記データ信号に同期しているなら前記第2の同期回路が出力する前記第2の同期クロックを選択し、それを識別クロックとして出力するクロック選択回路と、前記クロック選択回路が出力する前記識別クロックで前記データ信号のデータ識別を行うデータ識別回路とを有し、前記第1の同期回路は前記データ信号に同期しているとき、前記第1の同期クロックに対する前記データ信号の位相遅れが所定限界値をこえたら、前記第2の同期回路は前記第1の同期クロックより進んだ位相に同期するように前記第2の同期クロックを制御し、同期したら前記第2の同期回路を前記データ信号に同期させるよう切り換え、前記第2の同期回路は前記データ信号に同期しているとき、前記第2の同期クロックに対する前記データ信号の位相遅れが所定限界値をこえたら、前記第1の同期回路は前記第2の同期クロックより進んだ位相に同期するように前記第1の同期クロックを制御し、同期したら前記第1の同期回路を前記データ信号に同期させるよう切り換えることを特徴とするディジタル位相同期回路。
IPC (4件):
H04L 7/033 ,  H03L 7/087 ,  H03L 7/081 ,  H04L 7/04
FI (4件):
H04L 7/02 B ,  H04L 7/04 B ,  H03L 7/08 P ,  H03L 7/08 J

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