特許
J-GLOBAL ID:200903069898830867

内燃機関用ピストンの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大川 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-340944
公開番号(公開出願番号):特開平9-177602
出願日: 1995年12月27日
公開日(公表日): 1997年07月11日
要約:
【要約】【課題】ピストン頂部内に冷却用空洞を形成するための可溶性中子の支承手段として、強度低下部を生じることなく、軽量化を阻害しない手段を用いた内燃機関用ピストンの製造方法を提供する。【解決手段】ピストン頂部のリング溝に被冠される圧力リングに2個以上の内方に向くステー群6を形成し、この圧力リングの上記ステー6群で可溶性中子7を挟持し、この可溶性中子7を挟持した圧力リングを金型にセットしてピストンの鋳造を行う。上記ステー6群は、圧力リングから内方に僅かに延びたものであり、成形品内に残るといっても軽量で、ピストン重量に影響することがない。また、成形後のピストンの外側に突出する部分を生じないため、強度低下部を生じるない。
請求項(抜粋):
ピストン頂部のリング溝内方近傍に設けられる冷却用空洞を可溶性中子を用いて形成する内燃機関用ピストンの製造方法であって、上記ピストン頂部のリング溝に鋳ぐるみ含侵される金属粉リングに2個以上の内方に向く支承突起群を形成し、この金属粉リングの上記支承突起群で上記可溶性中子を挟持し、この可溶性中子を挟持した金属粉リングを金型にセットして鋳造を行い、鋳造後、ピストンスカート部内から上記可溶性中子に達する油通路に水を注入して上記可溶性中子を除去し上記冷却用空洞を形成するようにしたことを特徴とする内燃機関用ピストンの製造方法。
IPC (2件):
F02F 3/00 ,  F02F 3/22
FI (3件):
F02F 3/00 G ,  F02F 3/00 N ,  F02F 3/22 A

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