特許
J-GLOBAL ID:200903069914377248

延性と耐衝撃特性に優れた高張力鋼板およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 広瀬 章一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-160296
公開番号(公開出願番号):特開2001-335891
出願日: 2000年05月30日
公開日(公表日): 2001年12月04日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】成形性が良好で、衝突強度に優れ、かつ、コストが安い高強度鋼板及び製造方法の提供。【解決手段】C:0.05〜0.25%、Si≦2.0%、Al:0.005〜2.0%、Mn:0.8〜2.5%、P≦0.05%、(Si+Al):1.0〜2.5%を満足し、板厚ひずみにして10%の引張り曲げ変形を伴う予成形と、170°Cで20分間保持する焼付け処理を施した後の鋼板のビッカース硬度が、(HVs-HVc)/HV0≧0.12を満足する鋼板。(HV0は予成形前の板厚中心部の硬度、HVcは予成形と焼付け処理後の板厚中心部の硬度、HVsは予成形と焼付け処理後の表面部の硬度)該鋼板は、1050〜800°Cで仕上圧延し、20°C/秒以上で750°Cまで冷却し、700°C以下、下記Tc以上で巻取った熱延板を、40〜80%で冷間圧延し、2相域で30〜90秒保持し、700〜450°Cを30°C/秒以上で冷却し、450〜370°Cで200〜400秒間保持する焼鈍を施して製造する。Tc(°C)=430+70×Mn(%)+1000×P(%)。
請求項(抜粋):
質量%で、C:0.05〜0.25%、Si:2.0%以下、Al:0.005〜2.0%、Mn:0.8〜2.5%、P:0.05%以下を含有し、かつ、(Si+Al):1.0〜2.5%を満足し、残部がFeおよび不可避的不純物からなる化学組成を備え、板厚ひずみにして10%の引張り曲げ変形を伴う予成形を施し、次いで170°Cで20分間保持する焼付け処理を施した後の鋼板表面部と板厚中心部の硬度が下記式を満足することを特徴とする延性と耐衝撃特性に優れた高張力鋼板;(HVs-HVc)/HV0 ≧0.12、ただし、HV0 :上記予成形前の板厚中心部のビッカース硬度、HVc:上記予成形と焼付け処理後の板厚中心部のビッカース硬度、HVs:上記予成形と焼付け処理後の表面部のビッカース硬度。
IPC (5件):
C22C 38/00 301 ,  B21B 3/00 ,  C21D 9/46 ,  C22C 38/06 ,  C22C 38/16
FI (5件):
C22C 38/00 301 U ,  B21B 3/00 A ,  C21D 9/46 F ,  C22C 38/06 ,  C22C 38/16
Fターム (27件):
4K037EA01 ,  4K037EA05 ,  4K037EA06 ,  4K037EA10 ,  4K037EA13 ,  4K037EA15 ,  4K037EA16 ,  4K037EA19 ,  4K037EA20 ,  4K037EA23 ,  4K037EA27 ,  4K037EA28 ,  4K037EA31 ,  4K037EB05 ,  4K037EB09 ,  4K037FC03 ,  4K037FC04 ,  4K037FC05 ,  4K037FD03 ,  4K037FD04 ,  4K037FD08 ,  4K037FG01 ,  4K037FG03 ,  4K037FJ05 ,  4K037FJ06 ,  4K037FK03 ,  4K037FK08
引用特許:
審査官引用 (2件)

前のページに戻る