特許
J-GLOBAL ID:200903069922616375

表示装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 晴敏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-099801
公開番号(公開出願番号):特開2000-294155
出願日: 1999年04月07日
公開日(公表日): 2000年10月20日
要約:
【要約】【課題】 電着膜からなる電極を形成したガラス基板をフリットシールして得られたプラズマセルの異常放電を除去する。【解決手段】 導電性粒子とバインダーガラスを含む電着膜15で導体配線を被覆した後、バインダーガラスの軟化点以上で熱処理を行ない電着膜15を配線に固着して放電電極9とする。配線及び電着膜15を形成した片方の基板8にフリットシール材11を介して他方の基板3を重ね、バインダーガラスの軟化点以下の温度でフリットシール材11を熱処理して一対の基板3、8を互いに接合し、プラズマセル2を形成する。フリットシール材11の熱処理は鉛ガラスを主成分とするバインダーガラスの軟化点以下で行なわれる。換言すると、バインダーガラスはフリットシール材11の熱処理温度よりも高い軟化点を有する。従って、フリットシール時にはバインダーガラスは軟化しない。この為、鉛ガラスを主成分とするバインダーガラスに含まれる酸化鉛成分は還元されることがない。従って、放電電極9の表面に鉛の粒子が析出せず、アーク状の異常放電が起こらない。
請求項(抜粋):
フリットシール材を介して互いに接合し密閉された空間を形成する一対の基板と、該空間に満たされたイオン化可能な気体と、少なくとも片方の基板に形成され該気体をイオン化して該空間に放電を発生する電極とからなるプラズマセルを備えた表示装置において、前記一対の基板は少なくとも片方に電極を形成した後、該フリットシール材を所定の熱処理温度で加熱して互いに接合したものであり、前記電極の少なくとも一部は導電性粒子とバインダーガラスを混合した電着膜からなり、前記バインダーガラスは該フリットシール材の熱処理温度よりも高い軟化点を有することを特徴とする表示装置。
IPC (4件):
H01J 17/04 ,  G09F 9/35 307 ,  H01J 9/02 ,  H01J 17/49
FI (4件):
H01J 17/04 ,  G09F 9/35 307 ,  H01J 9/02 F ,  H01J 17/49 K
Fターム (29件):
5C027AA01 ,  5C027AA03 ,  5C040FA02 ,  5C040FA09 ,  5C040GB03 ,  5C040GB08 ,  5C040GC03 ,  5C040GC18 ,  5C040GC19 ,  5C040HA01 ,  5C040JA07 ,  5C040JA08 ,  5C040JA14 ,  5C040JA22 ,  5C040KA02 ,  5C040KA09 ,  5C040KB04 ,  5C040KB17 ,  5C040KB22 ,  5C040LA17 ,  5C040MA10 ,  5C040MA20 ,  5C040MA23 ,  5C094AA21 ,  5C094BA43 ,  5C094DA07 ,  5C094FB02 ,  5C094GA10 ,  5C094GB01

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