特許
J-GLOBAL ID:200903069926116245
静止型流体混合装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
西山 聞一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-040114
公開番号(公開出願番号):特開平10-216492
出願日: 1997年02月07日
公開日(公表日): 1998年08月18日
要約:
【要約】【課題】 流体混合時の短絡的な流れによる混合不良を防止すると共に、加工や組み立てを簡易にしてコスト低減を図る。【解決手段】 ケーシング内に配列する混合エレメント5、5aにおける大径な円板にシール座面18を形成し、このシール座面18によって形成されるシール溝34にシール部材35を装着し、また混合エレメント5aにおける多数の小室12、12a ...から成る第一混合小室群13と第二混合小室群15を一体形成する。
請求項(抜粋):
円筒状のケーシングの両端に、入口および出口を形成すると共に、ケーシング両端の開口部内に遊嵌状に挿入される円柱突部を設け、円柱突部の先端の周縁側に半割り溝状と成したシール座面を設けた蓋体を着脱自在と成し、また互いに対向する前面に前方開放の筒状の小室を多数配列した大小2枚の円板を一組として、これを同心的に重合させて成る混合エレメントをケーシング内に所望する個数配列させており、前記大径な円板の外径はケーシング内に遊嵌状に挿入される大きさと成すと共に、中央に流通孔を穿設し、かつ小室が形成されていない後面の周縁側に半割り溝状と成したシール座面を形成し、また小径な円板の外径はケーシングの内周面側に流通路を形成する大きさと成し、また大径な円板の小室と、小径な円板の小室とは互いの小室が対向する他の小室に連通する様に位置を違えて配列され、かかる混合エレメントは互いに同径の円板が隣接するように重ね合わさると共に、ケーシングの入口および出口と流通孔が連通するように両側に大径な円板が配置され、またシール座面および蓋体によって形成されるシール溝内にリング状のシール部材を設けたことを特徴とする静止型流体混合装置。
前のページに戻る